iPhoneアプリのムックが出た。紙の雑誌。
珍しくもないのかもしれない。
ガジェット誌のFlick!特別編集、
「iPhoneアプリ大図鑑」
アプリの紹介本なぞ星の数、かも知れない。
が、しかし。
そんじょそこらのなんでもありまっせ、のアプリ本とはわけがちがのだ、この本。
なかなかおもしろい括りでの完成をみたこの本。わたしも寄稿させていただいた。
アプリというもの、目的やシーンがあって、そこで初めてアプリが役に立つ、力が発揮できる、というもの。
この本はそういう部分にフォーカスしてシーン別、狭い用途別で分類、まとめてある。
わたしがが抜擢された部分が、
「カレー」
カレー。うん、きたか、そうきたか。
iPhone関係で文章を書いていて(そういう著書を二冊、持っている)なおかつもうひとつなにか、の所でカレー。こういうひとはなかなかいないかもしれない。
釣り、ダイエット、子供をあやす、放射線、そんなジャンルの中で、突然異質な、狭すぎる「カレー」というジャンル。もちろん喜んで書かせていただいた。
担当したのは「カレーアプリ」それに「グルメアプリ」
食関係アプリというジャンル、AppleのiOSアプリのプラットフォーム、APPストアでも今までなかったのだが先般ついに「フード/ドリンク」という項目名でジャンル分けが為された様子。Appleも無視できないジャンルの大きさになった、ということか。
そんな流れも追い風になり、また食にSNS的なリーチをする企業も増えており、百花繚乱の態を成しているのがグルメ系アプリ。ますます種類が増え、探す、選ぶのが困難になってくると予想される。
そういった状況の中で、紙の媒体のこういうガイド本、よいコンシェルジュ役になるのではないだろうか。
Webでないかなあ、の人も多いであろうが、Webの情報は流れていってしまうもの。手元にあって参照できる紙のものは、なかなか心強いものなのだ。わたしくらいの年齢だとそれをより強く感じる。
確かにWebで探すのもよかろう。が、その手間と時間が惜しい、その道のプロフェッショナルにならお金を払いたい、という層が確実にある。
Webといえども自分で手を動かさねば得られない情報もある。それと、情報の揺らぎ、とでもいえるような部分もある(以前書いた記事にものせたYoutubeの内容がそれ。5:10あたりからのくだり http://hapi3s.blogspot.jp/2012/07/iphone_19.html )
そういう部分をうまく生かして活用してほしい、と強く思うのだ。
是非、手にとってもらいたい。
8月20日発売。書店へ!
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