2011年11月14日月曜日

PhotoBackを作った。ますますお気に入りのサービスになってた。


「PhotoBack」

というブックサービスがある。

自分のとった写真を写真集にしてくれるサービス。
プリント会社、プリンターメーカー、コンピュータメーカー、印刷業者、DPEの会社。いろいろな企業が参入しているジャンル。

その中で、いくつか試したサービスもあったのだけど、やっぱりいいよね、と戻るのがこの「PhotoBack」


大変に質が高い成果物が手に入る、好きな写真集サービス。



まず、質感。
とにかく、質感。
実はこれがやっぱりすごく大切で。


わたしは写真も好きなのだけれど、やっぱり「本」という部分にこだわりがある。引っ掛かりがある。

お安いサービスである、写真が美しく印刷できている、簡単に作れる、等。
各社ごとにアドバンテージを持っているようなのだけれど、このフォトバックの素晴らしいところは「質感」

出来上がったものが届いて、封を開いた時に、頭が「あ、本だ。」と認識するのだ。
これはちょっと、すごいことだと思う。


いっちゃ悪いが「おいおい、これ、プリントアウトを貼り合わせただけじゃない」と笑ってしまったものもあった。
そういう中、長いこと本屋に通って、活字が好きで、本をたくさん買って、という経験をしてきた頭が、目が、手のひらが「これ、本だ。本屋で売ってる本だ。図書館で手に取る本だ。」と認識する。


有用なんだよ。これ。この感覚が得られるこれ。


フリーランス、なんてものをやってると、自分の作品だ成果物だというものを見せねばならぬタイミングが必ずくる。
雑誌掲載記事、なんてのはiPadにいれておいてiBooksでちょちょいと見せる程度でよい。


でも、写真を、世界観を、雰囲気を、などいう局面、紙の方が絶対いい。こだわりだって見せられる。ポートフォリオと称してプラスチックのクリアファイルなんか見せて気まずくなったりせず、堂々としていられる。

仕事に誇りを持っていることが相手にも伝わるし、自分の自信に繋がる、イコール主導権をとったり自分の考えで物事を進めたりというきっかけにすらなったりするのだ。


文筆業のご同輩では万年筆などにちゃんとおかねをかけているひとがいる。
大変に尊敬心を覚える。
同じようにフォトバックで何かを感じてもらえれば、これはとてもよい、と思うのだ。


おまけに最近ではこれ、iPhoneアプリからの制作、発注が可能。
クオリティはもちろん変わらず。

大変なことだ。


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