2013年9月16日月曜日

やま道。


たまに、息詰まったり何か気持ちの置き所がなくなったりすることがある。そういう時はクルマで山の方へ出かけることが多い。山路で少しだけ鞭を入れてやる感じのリズムでクルマを走らせていくと気持ちが落ち着いてくる。決してそう遠くに行くわけではなく、泊まるわけでなく、旅の一歩手前みたいな状態なのだが、数百キロを走ると、この足元にある道が実は旅に続いているのだ、ということを確認できて、ほっとしたり満足したりするのだ。
本当だったらそこから旅が本格的に始まるのだが、おいてきちゃった仕事の事を考えても、ここでとどまらねば。


自分の地理、地域的に旅の認識をするラインというのがあって、例えば東海方面なら富士山の向こう側から先、日本海方面なら佐久を越えてそろそろ、というあたり。北の方面は、ざわざわとした時にあまり気持ちが動いたことがなく、ちょっとわからないのだが宇都宮を越えないとそういう気持ちにならないかもしれない。そんな感じだ。日常から切り離されるライン、と言い換えてもいい。

こんな取り留めのないことを甲州市の境、山の中の路肩でiPadをたたきながら綴っている。

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