なぜ私はiPhoneのケースに無名性を求めるのか、というお話。
撮られる相手にプレッシャーを与えないような無名性。その無名性を使うからこその誠実さ、そういうものが大事なのではないか、と思っている。写真、動画に限らずだ。
盗撮、という言葉は非常に貧しい言葉だ。その言葉を使っている人の中に既にそれをする、しないかかわらず、その存在があるということが透けて見え、それが貧しさに見える。
なんというか、空しくなる。
2014年2月20日木曜日
2014年2月15日土曜日
Aladdin BLUE FLAME Stove / アラジンのストーブ。
アラジンのブルーフレームというストーブ。もう30年ほど持っている。
たしか、中野の救世軍のバザーで3000円ほどで買った記憶がある。
石油ストーブ、特に古いものはコレクターがいたりして楽しい趣味のジャンルなのだがこのアラジンはその中でも王道。ただし私は実用品として購入、今に至る。
この日はメンテナンスとして焼けて短くなった芯を燃焼筒を取り外して繰り出す作業を行った。上手にやらないと油まみれになるが、内部構造を見ながら清掃をして芯の繰り出し、というのはちょっとしたお楽しみだ。やっていて楽しさを感じる。
シリコンチップではなくて、規模は小さくても歯車や金具が絡まり合って動くものというのはやはりどうにもいじっていると楽しいものだ。
そういう心情的な楽しさと同時にこのストーブを持ち続けることは生活インフラの確保、という意味で価値があると思っている。
先の大震災、それと5年前に私の住む家の前を流れる川の氾濫で停電や断水等を経験した。自宅にはガスファンヒーター、電気ストーブ、エアコンがあったがガスの停止はないものの(ガスメーターでの自動切断はあったが復帰させるのは容易だった)電気がこなくては暖房はかなわぬ。外からインフラを引くガスコンロでの調理もなにかあったらまた同じだ。エアコンでの暖房も無理で風呂にも入れない状況、唯一このアラジンブルーフレームは何があっても健在、灯油さえ確保できれば(夏でも買い置きをしてある)調理と暖房、簡易な照明としても使うことができる。廃油ストーブのノウハウがあればそういう使い方までできる懐の深いストーブだ。
オール家電の家など、心配でたまらない。
スタンドアロンで稼働する生活のためのインフラを考えるのは今だから、ではなくいつのときにでも大切なのではないだろうか。
たしか、中野の救世軍のバザーで3000円ほどで買った記憶がある。
石油ストーブ、特に古いものはコレクターがいたりして楽しい趣味のジャンルなのだがこのアラジンはその中でも王道。ただし私は実用品として購入、今に至る。
この日はメンテナンスとして焼けて短くなった芯を燃焼筒を取り外して繰り出す作業を行った。上手にやらないと油まみれになるが、内部構造を見ながら清掃をして芯の繰り出し、というのはちょっとしたお楽しみだ。やっていて楽しさを感じる。
シリコンチップではなくて、規模は小さくても歯車や金具が絡まり合って動くものというのはやはりどうにもいじっていると楽しいものだ。
そういう心情的な楽しさと同時にこのストーブを持ち続けることは生活インフラの確保、という意味で価値があると思っている。
先の大震災、それと5年前に私の住む家の前を流れる川の氾濫で停電や断水等を経験した。自宅にはガスファンヒーター、電気ストーブ、エアコンがあったがガスの停止はないものの(ガスメーターでの自動切断はあったが復帰させるのは容易だった)電気がこなくては暖房はかなわぬ。外からインフラを引くガスコンロでの調理もなにかあったらまた同じだ。エアコンでの暖房も無理で風呂にも入れない状況、唯一このアラジンブルーフレームは何があっても健在、灯油さえ確保できれば(夏でも買い置きをしてある)調理と暖房、簡易な照明としても使うことができる。廃油ストーブのノウハウがあればそういう使い方までできる懐の深いストーブだ。
オール家電の家など、心配でたまらない。
スタンドアロンで稼働する生活のためのインフラを考えるのは今だから、ではなくいつのときにでも大切なのではないだろうか。
2014年2月10日月曜日
GoPro回転グリップ。インタビューカムという新ジャンル。
「株式会社ヒマナイヌ」という変わった名前の会社がある。
ライブメディアカンパニーを標榜する、ストリーミング環境を現場で提供、配信をする会社、という認識がある。が、そんな枠ではまったく収まらない活動も行っているというのがいろいろなところから聞こえてくる。
この面白いデバイス。デバイス、というよりもアイスディッシャーそのまんまなのだがまったくもってアイディアものなのだ。
アイスディッシャーはキッチン用品。バスキンロビンスサーティーワンの店頭で見たことがあるだろう。アイスクリームをすくう時の丸いカップ型のスプーンだ。手元にギミックがあって先端の半球上のカップの中をアイスをカップから引き離すための羽根が仕込まれていて手元で握るとギアが働いてカップの中の羽根がカップ内側を削ぐように180度回る。
それを見てはたと気づいた川井さん。GoProを使ったインタビューカムを考えていたところ「これじゃん!」とひらめいた。
先端のディッシャー部を取り去りギアの駆動部を残して代わりに3DプリンタでプリントしたGoProを取り付けるベースを装着。実に面白いものが出来上がった。
ひょんなきっかけで「使ってみてよ!」と渡されたこれ。めっぽう面白い。
主導ではあるが主導だけに大変に素早い回転ができてなるほど、立派なインタビューカムであるなあ、と思い知った。かちゃかちゃという音の問題はあるが、どういう現場でどのように使うか、という運用でクリアできそうな気もするし、とにかく被写体になる人の気を引くのでそこがとても面白い。
これはプロトタイプ。
カッコいい量産型が着々と完成に近づいているそうだ。
完成品を見る日が待ち遠しい。
<追記>
これはやはり可動しているところを見ないとわかりづらい。ぜひ動画を見てほしい。
ライブメディアカンパニーを標榜する、ストリーミング環境を現場で提供、配信をする会社、という認識がある。が、そんな枠ではまったく収まらない活動も行っているというのがいろいろなところから聞こえてくる。
この面白いデバイス。デバイス、というよりもアイスディッシャーそのまんまなのだがまったくもってアイディアものなのだ。
アイスディッシャーはキッチン用品。バスキンロビンスサーティーワンの店頭で見たことがあるだろう。アイスクリームをすくう時の丸いカップ型のスプーンだ。手元にギミックがあって先端の半球上のカップの中をアイスをカップから引き離すための羽根が仕込まれていて手元で握るとギアが働いてカップの中の羽根がカップ内側を削ぐように180度回る。
それを見てはたと気づいた川井さん。GoProを使ったインタビューカムを考えていたところ「これじゃん!」とひらめいた。
先端のディッシャー部を取り去りギアの駆動部を残して代わりに3DプリンタでプリントしたGoProを取り付けるベースを装着。実に面白いものが出来上がった。
ひょんなきっかけで「使ってみてよ!」と渡されたこれ。めっぽう面白い。
主導ではあるが主導だけに大変に素早い回転ができてなるほど、立派なインタビューカムであるなあ、と思い知った。かちゃかちゃという音の問題はあるが、どういう現場でどのように使うか、という運用でクリアできそうな気もするし、とにかく被写体になる人の気を引くのでそこがとても面白い。
これはプロトタイプ。
カッコいい量産型が着々と完成に近づいているそうだ。
完成品を見る日が待ち遠しい。
<追記>
これはやはり可動しているところを見ないとわかりづらい。ぜひ動画を見てほしい。
2014年2月5日水曜日
動画のこと。
現在YouTubeに1200本をすこし越えるくらいの動画を置いてある。
その数が多いのかそうではないのか、などは特に気にならない。pvも同じくそれほど気にならない。
今すぐ編集して今すぐアップロード、拡散を一生懸命やって、というような動画を作っていない。と思う。
勢いは大事だ。撮影対象に対する情熱とかそういう熱量。それはあるとおもっている。
が、それと即時性とはわたしの場合はリンクしていないだろう。
だからわたしはYouTuberではないし、だからYouTubeが軸足ではない。みればわかると思う。
そのスタンスが自分で気に入ってやってる。
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