お世話になっている「技術評論社」の橘さんから献本をいただいた。
急でびっくりした。
何の本だろう、誰の本だろう、と思って包みを開いてみると、こんなタイトル。
「トイデジのアイデア」
おお。トイデジ。
あれっ、仲良くしてもらっている、鈴木文彦さんの本だ。
橘さんから
「鈴木さんとご縁を繋いでもらっらので、一番目に献本差し上げます」
とメッセージがあった。
とてもうれしいメッセージだった。
で、また本がいい。
とてもいいのだ。
写真なぞろくろく解さぬ私ではあるが、それでも写真が好きなのは事実で。
撮るのも、見るのも楽しいものだ。
そんな中で、ブームとも言われるトイカメラ、トイデジカメ。
そのジャンルには従来のカメラマニュアル、解説が当てはまらないスタイル、流儀がたくさんある。
それをいちいち箇条書きでテクニックや説明を書かれたものであったらウンザリなのだが、この本は違った。
これを使ってこうやると、こうなる、的なマニュアル本ではない。
アイディアを喚起してくれるような、こんなのどうだろう、という投げかけがあるのだ。写真につけられたキャプション、言葉が、いい。
スタイルブック、というイメージなのかな。
気分良く、アイディアをもらえて、本、という「モノ」としても持っていて、眺めていて楽しく、素敵なものだ。
こういう仕事ができると、いいな。
こういう仕事をしたいもんです。
また本棚に宝物が増えたね。
< 追記 >
そうそう、一番気に入ったのは、タイトル。
アイディア、ではなくて「アイデア」なのだ。
ここがとても気に入ったよ。
この本にヒントをもらって写真を撮っています。
返信削除とてもいい本ですよね。読んでいるとまた写真を撮りに行こう、とい気持ちにさせられるのが素晴らしい。自分でもやってみたくなるスタイルを見せてくれる、というやり方、いいですよね。大事な本です。
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