もはや世界中で、といっていいくらいの範囲と勢いで売れている、ギズモンのiPhoneケース「iCA」
愛用している。
レンズの出っぱりや何やらで、日常使いには残念ながら、わたしは出来ていない。
が、ここぞの時は必ずと言っていいほどこれを装着して首から下げて歩く。
ここぞってなにかなあ、とちょっと考えたら。
「オシャレしよう」と思った時とか「誰かとおしゃべりしよう」と思ったとき、
それに「ひとりで知らない人とあう時」なんて時もある。
前にも書いた事があったが、これはとても強力なコミュニケーションツールになるのだ。
カメラ好きの人は確実ににやりとするし、だいたい何も言わぬのにそちらから声を掛けてくる。
女性にも人気が高い。はじめは「古いカメラをオシャレに身につけているなあ」くらいの興味の様だが、これがiPhoneだとわかるととたんに喰い付き具合が変ってくる。「どこで買ったんですか?」「いくらですか?」「写真撮れるんですか?」が多い。
なにしろiPhoneを選ぶ女性の半数が「ケースの種類がすごく多くて可愛いものをたくさん選べるから」という理由らしいのだ。
そんなiCA、この別売りの速写ケースがまったくもってよく似合う。
カッコいい。かわいい。せっかくなので、手元にあった、昔のカメラの露出計だかファインダーだかを入れておく皮の小さなケース、これをネックストラップにつけてみた。
うーん、じつに、なんというか、なんでもない。いや、うん、なんでもないってのは、もうなにか当たり前すぎるっていうか、似合いすぎる。
まるっきりカメラだ。カメラそのものだ。
しかしながらこの当たり前を知らない世代にとってはこういうのはとても新鮮に見えるらしいのだ。
「その小さななケースはどこで売ってるんですか?」
よく聞かれる。
真面目に答えたりするのだが。
そのかわいらしいお嬢さんたちが、うっかりとデパートの催事場で行なわれる中古カメラフェアなんぞに足を運び、その恐るべき雰囲気に驚きつつもこういう小さな皮ケースなぞ手に入れ、そこでふと「あ、昔のカメラかわいいんだ」なんて気になって、ついにはフィルムカメラの道に一歩を、、、なんて。
そんな想像をめぐらしては楽しくなったりわくわくしたりしている。
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