2012年3月2日金曜日

BONZART AMPEL 2眼レフ型トイデジカメ、さわってきた。


CP+、今年もなかなかおもしろかった。
通うようになってはや3回目、ますます楽しさが増してきている気がします。

いくつか気になったカメラがありましたが、トイデジカメも興味深いものが多くありました。
中でも目を引いたのがこれ。


BONZART AMPEL


という、2眼レフ型トイデジカメ。
なかなかかわいいんだよ、これ。そしておもしろい。


会場ではモックアップは置かれていましたが、ホットモック(動作するプロトタイプ、みたいなもの)が間に合わなかったそうで。
ジェット☆ダイスケさん経由でお声をかけてもらい、後日現物をさわりに出かけました。

BONZさんはトイカメラ、フィルムカメラ等を取り扱う会社です。
おもしろそうなカメラがたくさん並んでおり、興味津々。でもやっぱりきょうはAMPELがみたい。
ついについに動くAMPELと対面出来ました。



特徴的なのが2つのレンズ。

実は2眼レフ、というのはシャレみたいなもので、実は別の機能を持つ2つのトイデジカメが2台縦に並んで詰め込まれているイメージなんです、コレ。
それで、上のレンズにはノーマルを、下にはチルトシフトの機能を割り振ってあげているというおもしろさ。倍楽しめるわけですよ。


iPhone等の携帯電話用レンズより口径の大きい外付けレンズの装着も可能。これつけるとまたかっこいいんだよ。これはつけないともったいない、かっこいい。

トイデジですからセピアやモノクロ、ビビッド等色味を選べるモードダイヤルなんかもついています。動画も撮れるはず。



で、そういう部分もとてもおもしろい特徴なんですが、もう一つ、特筆しておきたいのがモニター。
カメラ上部に設置されたモニターを見下ろしながらウェストレベルでの撮影を楽しめるという、まるで本物の2眼レフとか、ハッセルブラッドみたいなスタイルの撮影スタイル。これはいい。


何がいいかというと、つまり、地面すれすれ、というか地べたにおいての撮影ができるわけです。レンズに地面が半分入っちゃうわけですよ。すごく新鮮な構図だと思います。高価な一眼レフカメラや構造上置いて撮れてもフレーミング出来ないから水平出なかったり意図した構図が作れなかったりがないのも大きい。

昔のカメラのように正面レンズから入ってきた画を鏡で角度を変えてカメラ上に映し出して(あ、デジタルなので反転はしてません(笑))、というあのおもしろさが体験出来ちゃう。
古くてあたらしい切り取り方ができるカメラなのです。


5月の終わりに製品版が発売になるらしいですよ。これは楽しみだなあ。
予約も開始になっていました。 → Amazon

使い出も良さそうなんですよ。単三電池駆動。どこでも手に入ります。そしてSDカード記録。読み書きも困らないしSDカードならたいてい余っています。そんなに大きい容量じゃなくてもいいので古いデジカメの余ってるカードがちょうどいい。


そうだ、あれ、やってみたい。
前もトイデジ「ハーフD」でやってすごく楽しかったんですが、iPadといっしょに持って歩いてちょいとフォトウォーク、みたいなあれ。

このAMPEL 、画素数でいくと500メガピクセルほどのものなんですが、写真と動画のデータが小さいわけです。iPadなんかにデータを移すときにもたもた感がない。データを活用するときも軽い。AMPEL で撮る、メモリ(SDカードを使っています)を抜いてカメラコネクションキットでiPadへ、写真の加工、動画の編集、アップロード、なんてのが一連の流れで楽しめちゃう。特に動画データ、軽かったので編集やレンダリングが早くて快適だった記憶があります。盛り上がるんだよね、あれ。その場でいじってみんなでみたりするの。


うん、期待、大なのです。使ってみたい。

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