なかなかこんな驚きを、こんな高価なプレゼントを、いただけることってそうそうないと思う。
「iPad3」こと新しいiPadを友人にいただいてしまったのだ。
発起人はケンさん。KEN3TVのケンさん、わたしの友人。
事の起こりはわたしがなにかの折に軽口を叩いたところから。
なんでそんな話になったのか、記憶も定かではないのだが、
「もうすぐ誕生日なんだからケンさんiPadちょうだいよ」
というひと言。
軽口もいいところ。そりゃそうだ。新しいiPad、16GBWi-Fi、42800円。
そんなに高価なものをちょうだいよ、なんてない。冗談に決まっている。
が、彼はその冗談を軽々と乗り越えてしまった。彼の持つ人と人を強くつなげるハブのようなその力で。
とにかくびっくりさせられたその瞬間が終わり、落ち着いたところで彼に訪ねると、やはり、のケンさんスタイル。みんなから募って少しずつ集めて。手間も時間も友達も、すべて必要であろうことを、なんなくやってのける。これが彼の持ち味だしすごいところ。
で、わたしが水野仁輔さんや島田真人さん、マサラワーラーのふたりと共同主催するイベント、
「印度百景」
ここにぶつけてくるところなんかも、実にケンさんらしい。ケレン味たっぷり。
どうりで括り的にちがうよなあ、のビデオブロガーグループやいつもはなかなかこれない連中が馴れぬマニアックなカレーとインド話に苦戦しつつ、最後までイベントにつきあってくれたわけだ。大変ありがたい。
そしてケンさんの試みはまんまと成功。最後の最後に大団円、という。
いい歳をして誠に持って恥ずかしい笑い顔をさらしてしまったという態。うれしくもきまり悪い。
ケンさんが声かけ、まとめをやってくれた、そしてその話しに持ってくれた皆さんがたくさんいらっしゃった。つくづく恵まれている。
ケンさんに協力をしてくれた友人たちの名前を教えてもらいたいと伝えてある。まだ連絡がこないのだけれど、逆にその方がいいのかもしれない、とも思っている。
誰と誰に御礼をする、ではなくてすべてのひとに感謝をしながら仕事や日々を続けていくのがいいかもしれないな、と思い至ったのだ。
誰と誰に御礼をする、ではなくてすべてのひとに感謝をしながら仕事や日々を続けていくのがいいかもしれないな、と思い至ったのだ。
使いこなさなきゃ。使い切らなきゃ。
協力をいただいた皆さんになにか成果物、目に見えるものでお返しをしてみたいと思っている。それがいいな。
どうもありがとうございました。