2013年10月12日土曜日

もう動画はVineでいいかも、とちょっと思った。

タイトル通りすぎで恐縮なのだが、もう動画はVineでいいかも、とちょっと思ったのだ。
例えばこれ。こんな動画が撮れる。

 

VineはiOSアプリ。動画を6秒間だけ、撮れる。カメラロールからは切り取れないし、数秒ごとに刻んで撮れるが途中から撮り直しは不可能。やり直しになる。2度目はないのだ。
Webベースではなくアプリベースで動く。Web上では視聴する事だけは出来るが、機能は簡素なものだ。まるでおもちゃのムービーカメラだが、これが侮れない。

6秒。実はとても長い。上手にやれば起承転結さえも配せる長さなのだ。事実そういう作品もVineの評価が高いものの中にたくさんある。
ものを見る目、観察眼があれば6秒間で十分満足いく動画に仕上げる事が出来る。時間は遡れない。それをそのまま、未来に向かいながら少しずつ摘まみ取ってあげる。そういう寸法だ。Vineの撮影インターフェイスは単純だ。モニターされている画面を押し続ける。押している時間だけ、撮影が進む。離せば止まる。それだけだ。それを6秒分続ければいい。忘れてはいけないのがその動画が完成するとループになるという事。ずっとその6秒が繰り返される。それを意識しての作品作りもおもしろい。GIFアニメと動画の中間ぐらいに位置する感じだ。

うまくつかってやると、動画は短くすればするほど、事象が純粋化する感覚がある。そのエッセンスと化したなにかを動画で写し取る。
Vine、おもしろいとおもう。


*VineはiOS、Android、クロスプラットフォーム。これまたありがたい。 https://vine.co

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