アップルストアの銀座、毎度おなじみのシアター。
もう24回目となるiPhoneの定期イベント、
もう24回目となるiPhoneの定期イベント、
「iLove iPhone」
4001field主催のiPhoneの楽しさを伝えよう、というプロジェクト。
私も何回も会場に運んでいる。というか、このイベントの第一回目に実は登壇もしているのだ。
そのときは写真がテーマだったのだが、そこへあえて相棒のケンさんとふたり、動画を流し込んでジャーナリスとの林信行さんから賞賛をいただきその流れで動画の本を一冊、刊行することができた。
とても大事に思っているイベントだ。
この日は電通のアプリ開発チーム「汐留イノベーションスタジオ」のプレゼンテーションがあった。
これがなかなかおもしろい。「Clip CM」など、知っている動画作成アプリも紹介されて、おやあのセンスあるアプリはここが、と合点がいった。
この日は「MOBILE PONESTAR」というアプリの紹介。
iPhoneの電話番号、連絡先からキャラクターを生成して連絡先の写真の部分に入れこんだり。結構好きな感じのアプリだった。これからのアプリはますますコミュニケーションとソーシャルを柱に据えねば、という感がある。
iPhone Magazin さんと Meet i さんのプレゼンは相変わらずのアットホームさで、和む。
時節柄のバレンタイン対応アプリ、なんていうくくりでのプレゼンテーションでさすが雑誌、と感心。
時節柄のバレンタイン対応アプリ、なんていうくくりでのプレゼンテーションでさすが雑誌、と感心。
ご存知の大手旅行代理店。
私も毎度海外のときはお世話になっている。
H.I.S.、実はずいぶんたくさんアプリを出しているのだ。
こんなに。
ね、ちょっとびっくりした。
ね、ちょっとびっくりした。
と、同時にもうちょっと整理、統合がなされててもいいよな、とも。そう思ったら担当の方が壇上で同様なことを言ってらした。なるほど、これから、だ。
この日は出たばかりの、
「H.I.S.海外航空券」
という名前通りのアプリの紹介。これが思った以上によくできていた(無料)
名前通りの旅券検索アプリなのだが、なかなかのもの。
検索機能では検索条件指定で出発到着空港指定、出発日、人数等の基本からアライアンス指定までできるのが今っぽい。マイレージにこだわりたい人にはお勧めの機能だ。
便一覧、航空会社比較に最安値カレンダーという機能、これも必須にして十分な内容。検索内容の一時保存リストなど、かゆいところに手が届いている。
実は「ここまでできるのはいいとして、こういうのって自宅のパソコンでやるんじゃない?」なんて思ったのだ。
が、プレゼンで「たとえなファミレスで友達同士、これで調べて盛り上がったらそのまま航空券押さえて決済まで、、、」
ああ、なるほど。昨今、コンピュータは使わない、携帯電話だけですべてすます、という層が非常に多くなってきているという。確実に価値があるといえるようだ。
っていうか、決済まで行けるの?行けるんだ!そりゃすごいなあ。
シュミレーターじゃあ意味ないものね。旅行会社が作ってるのだから。
非常に高機能だけれど、ちょっと色気がないかなあ。
要望としては燃油サーチャージのデイレートが見られたりするといいかしら。
あとはほかのアプリ「H.I.S.」などとの統合含めて旅での実際の見所紹介や動画視聴、キャンペーン応募フォーム等のコンテンツ系、あるといいね。そういうので旅心を誘われて、じゃあ今いくらで行けるのよ、という導入、いいのじゃないだろうか。
個人的にいわせてもらえばこの話で訴求力を持つキーワードって
「旅、食、映像、写真」
なんじゃないかと思う。
「旅、食、映像、写真」
なんじゃないかと思う。
旅に行きたい人はたくさんいる。まずはその人たちを拾い上げるところから。
そうそう時間もない昨今の日本の人々。
まずは旅に行きたくなるような仕掛けを打たねば。
旅の目的の多くは観光、グルメと見られがちだが、記憶に残る旅の思い出は「人」
現地でその地元の人々とのコミュニケーションをどれだけとって、それが楽しかったか。これは大きな要素だと思う。
そしてまたその出会いを求めて、その人との再会を求めてその場所、旅のリピーターになる。ひいては旅行代理店のリピーターになる。
例えば私がよく提言をするスタイル「東京で2時間のアジアントリップ」などを活用出来るかもしれない。私が寄稿したカレーのリトルプレス「カレーキャラバン」(ベンチプレス刊 800円)でも原稿内で取り上げたのだが、
「時間がない、でも旅は忘れたくない。旅の根源は人との出会い。東京で、スペシャルディープなアジアン食堂に出かけて彼の地の人としゃべり、その人が作る食事を摂る、そんなショートトリップをしよう」
という趣旨。
例えばこういう楽しみを旅行代理店が仕掛けとして使い、コンテンツとしてアプリに落とし込んでそれを実際に実行、体験した顧客が「ああ、やっぱり現地へ旅したい!」という渇望感をもつ、なんてアリではないか。
現在の日本、どこの職種業種でも同じなのだがいまあるパイの食い合いで勝ち残れる業種など一つもない。業界が集まって、商圏、マスを育て、広げてそれを分け合うようなビジネスをしていかないと立ち行かなくなるのではないだろうか。
あ、そういうえば、このあいだのH.I.S.さんの旅動画のコンテスト、落ちちゃったなあ(笑)いじり過ぎのを投げたからか。結構撮りっぱなしのばかりが応募してたからそういう方がよかったかしら。
ほんとうは今頃シンガポール旅行が当たってまた現地映像、写真素材をたくさん撮ってるはずだったんだが(笑)今度は負けん(笑)
相変わらず「iLove iPhone」、おもしろい。毎度刺激をもらえて、ありがたい。
皆さんも足を運んでみるといいよ。
営業中、ホールの隅のカウンターで現地からやってきた従業員の女性がみんなで集まって楽しそうに唐揚げをつまんでいる。日本人がやっているレストランだったらそういう感じ、ないよね。
そういうもの含めて、アジアのレストランは楽しいな。
またそろそろ旅に出たいね。
・iPhone Magazine http://www.iphonemag.jp/
・meet i http://web.meet-i.com/
・4001field http://www.4001field.com/
・H.I.S.海外航空券予約 http://itunes.apple.com/jp/app//id489471845?mt=8 (iTunes AppStore)
・ガジェット☆ダイスケ http://gajetdaisuke.com/archives/111216_183422.php
(ジェット☆ダイスケさんのブログ記事。これにもよいアイディアがある)