2012年12月17日月曜日

チェキっていいよな。良書詳読 鈴木文彦責任編集 チェキit!

びっくりした。こんな本が出た。


「 チェキ i t ! 」

シャレたタイトルのこの本。富士フィルムのインスタントカメラ、チェキオンリーの本である。待っていた人も多いと聞く。そう、チェキの周辺、熱いのだ。




インスタントカメラは、とても楽しいカメラなのだ。

気がつけばデジタルカメラオンリーの世の中になってしまって、フィルムの写真が大変少なくなってしまい、憤懣やるかたない昨今。
デジタルカメラとフィルムのカメラ、まったく違うものなのだ。

光と影と化学反応。言葉だけでもロマンチックだし、実はフィルム写真のクオリティ、いまやっとそれにデジタルが追いついた、まだそういう時代なのだ。
簡便さでついついデジタルを選んでしまうのだが、あの楽しさ、あの不思議は一度味わっておいた方がいい。


そしてその簡便さをも兼ね備えた、ある意味デジタルカメラと昔の写真をつなぐミッシングリングたり得るかもしれないのがインスタントカメラなのかもしれないなあ、など思う。



そんなおじさんの思いとは全く別に、チェキの世界観は、現代的で、キッチュでアナログで、しかもアップトゥデートなおもしろさをはらんでいる。
その証拠がユーザー層の若さだ。この本を読んでみるといい。わたしのような古いカメラを知っており、デジタルカメラに便利さから取り込まれて悩んでいる層なぞ吹っ飛ばすような若さと楽しさがつまっている。

僭越ながら、被写体として、わたしも99ページに載っている。
チェキと生活するスタイルがたくさん載っている。一度手に撮ってみることをオススメしたい。

わたしもこの本に感化された。
いまある古い初代チェキに、最新の50Sを買い足してやろうかともくろんでいる。


2012年12月7日金曜日

TokyoScape。

例によって簡単にやっつけ仕事してて申し訳ない、な感じの1本。

アプリは3種。

「iTinelaps」というタイムラプス撮影アプリ。セットしてシャッター一押し。あとはほっておけばバッテリー尽きるまで一定間隔で写真を撮影、その後レンダリングまで行なってくれる賢くお手軽なアプリ。
そいつで撮った動画を「PicPlayPost」というアプリへ。これはいわゆる写真のコラージュアプリでフレームを選んでそのフレームの枠の中に写真を入れこんで行けるもの。このアプリのすぐれているところが動画も扱える、という部分。そこに動画を1つだけ入れこんで、他は印象の深かった写真に。
その完成品を最後に「Viddy」へ。10秒間の制限を付けた動画共有アプリなのだがフィルターがなかなか秀逸。そちらにもアップ、カメラロールに書き出したものをYoutubeに、という流れ。



3ステップでなかなかおもしろい動画が完成した。

あなたもぜひやってみて。

2012年12月4日火曜日

ちょっといい本をもらったので。「一緒に食べたいおそごはん」シラサカアサコ

シラサカアサコさん。美人さん。最近人妻になった。料理が上手。
iPhoneのアプリ「miil」で自分で作ったゴハンをたくさん公開していて大人気、書籍化ということになったそう。

先日、高田馬場の「大地の木」でごはんを食べた時に、いただいた、

「一緒に食べたいおそごはん」

なかなかこれが、素敵な本に仕上がっている。
デザインもすっきりでかわいらしくて。内容は、本当に簡単で、きちんとおいしくて、遅い時間に簡単に作っておいしく食べよう、というコンセプトが都市生活者にぴったりとフィットする。

こういう方向のレシピ本は、歓迎だ。



驚いたのは、この本。アサコさんが料理の写真を撮っているのだけれど、その写真、すべてiPhoneで撮影された、という事実。聞いた時には思わず本を開いて写真を見直してしまったほど。
なるほど、きれいに写っていていわれなければそれだとは気づかない。これは確かに「コンパクトデジタルカメラ滅亡論」を唱える輩が最近多くなっているのもうなずけてしまう。(賛成、反対の意見はまた別途)

とにかく、一度手にとってほしい。いい本なので。



シラサカアサコ著 一緒に食べたいおそごはん

2012年12月1日土曜日

Rain.


撮影機はiPhone5、編集機はiPad mini。iOSのiMovieで。細かく刻んだけど雨なのでつなぎ目が強調されないというもの。のち、完成したものをiOSアプリ、MovieLooksを通してエフェクト。Blue Noteというモノクロームエフェクトをチョイス。
なんだか簡単すぎて、でもわたしのような素人でもこんな雰囲気の1本が僅か15分ほどで出来てしまう。機材のコンパクト化には目を見張るものがある。




最近雨、多いですね。

2012年11月21日水曜日

ガジェット誌「flick!」の撮影でのワークフロー。大変スマート。

少し前のこと。ガジェット誌「flick!」に載せていただいた。

「Nomad Worker's InsideBags」

という記事の中。
あなたのカバンの中身、見せてくださいね、という態。


Nomad Worker's、などと言われてしまうとお恥ずかしい限りなのだが、よくよく考えるとこの装備、確かに仕事で使うために持ち歩く、厳選したものばかり。
なるほど、わたしはNomad Worker、なのか。



楽しかったのがスタジオ撮影。
エイ出版社さんの本社には撮影スタジオが多数あって、そのスタジオの中でも大きなスタジオに入り、グラビアアイドルもかくやという笑顔を振りまいてしまった(笑)
出っ張ったおなかも上手にフォトショップで修正いただき(?)カッコよく決まったのだがそれはさておき。


カメラマンの方のワークフローが大変い興味深かったのだ。

デジタル一眼レフのごっつい機械が三脚に据えられ、人物撮り、ブツ撮りが進んでいくのだが撮影のその場でiPadをモニターとして使用、どんどんその場で大画面をチェックして撮影を進めていくのだ。
うん、なるほど。これは、、、Eye-Fiでコネクト、かな。これは効率的だなあ。
たまに村上編集長がやって来てモニター代わりのiPadをカメラマンさんとのぞき込んで二言三言交わしては撮影が進んでいく。

プロでもなければごっつい機材も持っていないわたしだが、同じフローで作業を進めることがままある。便利なのだ。


NikonのP300に入れたEye-FiがiPhoneやiPadにリアルタイムで写真を投げてくれてそいつを加工したりなにしたりでビデオ作品の素材になる。わたしは主にiPad3rd、iPad miniのiOS版iMovieで編集をするので一切ムダがない。もちろんその場でiPadの大きな液晶で確認ができるのでムダな写真は飛ばしていける。これがまったくもって気分いい作業フローなのだ。


カメラマン氏もおっしゃっていたが、このワークフロー、しばらくは変ることがないだろう。アマチュア、プロをとわずに大変便利なものなのだ。




2012年11月12日月曜日

ハンドヘルドモノポッド。手持ち一脚で広がる撮影方法。

これ、ちょっと便利でよかったなあ、と思ってご紹介。

ハンドヘルドモノポッド

という名前のこれ、なかなかに便利。

おもに自分撮り用に考えられた手で保持するタイプの一脚といったもの。


小さく、軽く作られており、スマートフォンやコンパクトタイプのデジカメなどで使える。先端に簡易雲台的なものがついており、カメラの裏の三脚穴の径があるものならなんでも取り付けが可能。

色々応用もきく。



わたしは原宿のAPPBANK STOREで買ったスペックコンピュータ(株)のCLASP FOR SMARTPHONEというスプリング式のクランプを購入、iPhoneを取り付けて使ったり、NikonのP300を取り付けて自分撮りをやっている。


自分撮り、と書いたがそこそこの長さもあるため人垣の向こう側の撮影や上からの角度での撮影、というちょっとおもしろいことにも使えて、楽しい。

ビデオの人は回しっぱなしにしてから位置決め、もあるけれど、カメラだったらリモコン、レリーズを、iPhoneだったら専用のGIZUMONリモートシャッターや純正等のリモコン式イヤフォンなどを使うとレリーズ代わりになって至極便利。

そのうえ三脚穴に共締めをして取り付ける遠隔でモニターが見えるフレキシブルアームに付いたミラーも付属してくる。

そして、なんとこれ、秋葉原で投げ売りされおり300円で手にいれた。いっしょんでなくなってしまった様子。
通常は2000円近くするはずなので、1000円台の前半なら買いではないだろうか。

お試しあれ。

2012年11月10日土曜日

入間航空際。エアアクロバットの感激。

秋の定番イベントで航空祭がある。

関東だと横田基地の米空軍のものと、入間基地の航空自衛隊のものが代表的。
入間航空祭、大変に心躍るひとときだった。


横田基地での目玉はF-22ラプターの展示だった。
噂で展示されるとは聞いていたが現物を見るとやはりなんともいえない感銘を受ける。
A10などもあって、こちらはまた別の凄みがある機体。人を直接狙うという出生を知っているためか、機体正面のガトリングガンに禍々しさを感じてしまった。



そして今回の入間基地では航空時得体の精鋭、ブルーインパルスの演技が見られることになった。これが素晴らしかったのだ。

知ってはいるし、映像も見ているのだが、本物、目の前、というのは何者にも代えがたいものだった。航空燃料の燃えるにおい、エプロンに並べられた輸送機の垂直尾翼の群れ。これはもう非日常、だ。
ブルーインパルス、説明があるわけではない、が、アナウンスやパイロット、演技、見ていると誇りを持って望んでいるのが伝わり、非日常的な場所と演技が相まって涙がこぼれてしまい、そういう自分に驚いた。


人間はかくも面白いものを生み出し、それを使いこなしてきているのだという、テクノロジーに対する畏敬の念を覚えてしまった。

一度本物をごらんになってみるといい。

2012年11月7日水曜日

GIZMONのiPhoneケース、iCAの可能性、楽しさ。

熊本のカメラと雑貨、DPEラボの会社、(有)アドプラスは楽しい会社だ。
いろいろとガジェット好き、カメラ好きの心の隙間にするりとはいってくる製品を絶えずリリースしてくれる。

「 ギズモン iCA 」 

の名前は聞いたことがないだろうか?
Appleの携帯電話、iPhone4、4Sのケースのことだ。ただのケースではない。まるっきりライカの、それもバルナック型を思い起こさせる意匠で大変に楽しいもの。


サンプルを使わせていただいているが、持ってゆく所持ってゆく所で大変に評判がいい。
これを付けるためにiPhoneを買うことを決断した60代の男性もいたくらいのものだ。

そんなよく出来たカメラ型ケース、いや、もはやカメラそのもののようなこのギズモンiCA。一番はじめのオリジナルiCA、その次にオールブラックのミリタリーモデル、その後グリップ部分の色変更の限定モデルと順調にモデルを重ねてきた。ケースなのについつい気持ちがカメラ扱いになってしまう、そんなiCAなのだ。


今回、大変におもしろいモデルが登場した。

「 現場(せんじょー)カメラ女子あいか 」

というニューモデル。
オジサン方はなんのことやら、と目を回したに違いない。

アイドルユニットの「私立恵比寿中学」というグループがある。今をときめく「ももいろクローバーZ」の妹分的なポジションなのだと言う。そのメンバーの廣田あいかさんが原案(配色デザイン)「 天元突破グレンラガン」「アイドルマスター」等のアニメーション作品の監督やキャラクターデザインを担当する錦織敦史さんが廣田あいかさんをキャラクター化、パッケージイラストに使用、というコラボレーションで完成した新モデルがこれなのだ。そのスジの人には大変なプレミアムモデルであることはおわかりになるだろう。


色々と情報を書いてみたが、ここから先はわたしの私見。
これは大変いい。

昨今のPENTAXのカラーモデルしかり、カメラに色をのせるのは最近ではアリ、の空気が感じられる。しかしながらまだまだ冒険は、、、という御仁にはぴったりなのではないだろうか。
そしてこの配色なのだが、いや、なかなかどうして。廣田あいかさんのセンスのよさに頭が下がった。おんなのこ的、ではあるのだが、ちょいとハデ好きのオシャレな男性でもけっこうイケる。女性ならばなおのこと。アイドルとアニメーション関係のコラボ、という側面もあるのだが、それを知らずともこのモデル、なかなかきれいでスタイリッシュなのだ。よくぞここまで配色、プラスティックの色出しに拘ったな、というバランス感。
軍艦部の藤色なぞまさに出色の出来ではないか。
これはちょっとしたパーマネントモデルだぞ、と感じる。

そろそろiPhone5に乗り換えを考えるあなた、もう乗り換えたよ、というあなた。
これにiPhone4Sを入れっぱなしにしてオシャレカメラとして使うのはいかがだろうか。
きっと人気者になれるはずだ。


2012年11月1日木曜日

深夜の自転車の、楽しみ。


もともと昔からの深夜徘徊者なんである。
中学生の頃の自転車から始まって、高校時代はオートバイ。その後クルマでも。
気がむくとぷいと乗り物で出かけて2日くらい帰らないこともしばしば。
ただ、明るくなるととたんに街はつまらなくなるので明け方に帰ることが多い気がする。

深夜はいい。静かで、空気が少しだけよくて、人が少なくて。道路は本来の機能を取り戻し、それに気持ちよささえもおまけでつけてよこしてくれたりする。


いつもなら止まらない場所に乗り物を寄せてしばしの自由を楽しむ。特にオートバイは楽しかったな。あの肌感覚。深夜徘徊者の精神状態とピッタリくる機械だ。

そして自転車もなかなかいい。何よりも自由だ。足よりもずっと早く、快適に、でも、クルマやオートバイのような面倒な法規制も多少は緩やかだ。
勝手に止まって勝手にすわりこみ、飲み物を飲んでまた走り出して。気に入った風景があればカメラを取り出して。深夜の光と影が強く交差する写真を撮って歩くのはなかなか楽しいもの。そうやって深夜の街を楽しんでほっつき歩く。自由に走る。


朝になれば仕事も待ってるし、太陽だって登る。
が、今は深夜。ひととき縛られることのない自由な時間を楽しむのだ。



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about.meにLink関係を集約しました。
お仕事、取材等のご連絡はお気軽に
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2012年10月10日水曜日

ハンドヘルドモノポッドを格安で手にいれた。

どうやら「動画編隊」のみなさんの影響を少なからず受けているようで。

このあいだ秋葉原に出かけた時に、とある店の山積みのセール品の中からこんなものを見つけた。

「ハンドヘルドモノポッド」

小さな一脚のようなもので、三脚、一脚は地面に据えるのだが、これは片手で保持、高い位置からの撮影や自分撮りに威力を発揮する。
歩きながら自分撮りをして歩く、などというシチュエーションもなくはない。おもしろい画が撮れるのでやっても見たいし。



機材はあまり拘らぬ方で、拘らぬ、というよりミニマムな形で完結させたいという思いがあるためカメラに関してはiPhone5を、それ以外、都合でカメラを使うなら所有しているNikonP300かどちらか。そんなスタイルでやっているのでこのちいさな手持ち用のブーム(竿、の意)はかなり便利に思えた。

案の定具合よく、その上三脚穴に共締めできるフレキアームがついたミラーも付属。見えづらいながらもモニターを確認してフレームを切れる。これはけっこうなもんだ。 

セールで300円は買いだった。いい買い物をした。

通っていると、秋葉原には拾い物がけっこうある。






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お仕事、取材等のご連絡はお気軽に
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2012年9月21日金曜日

そらのチャンネルにてレビューを1本。




アップルストア銀座の前からお届け。

ソラノートのそらのさんがすんごいブースを(ブースといってもよい)銀座の路上に展開、まるで台湾の夜市のような状態に。販売、ではなく、iPhone5の発売を夜通し並んで待ちながらそらのさんの元に届いたiPhone5のケースを片っ端から路上でレビューしてしまおう、という企画。

思わずレビューしてしまった1本。
フォーカルポイントコンピュータのチューンウェアブランド、エッグシェルケース。
このシリーズは大変おススメ。

2012年9月19日水曜日

エプソン カラリオ・プリンター新商品体験イベントでEP-805Aに感心した。


先日8日、AMNさんのお誘いでエプソンのプリンター新ラインナップのブロガーイベントに参加してきた。

「エプソン カラリオ・プリンター新商品体験イベント」

始終和やかな雰囲気の中でのプレゼンテーション

実は去年も参加しており、今回、そのときの実績が価値があったのであろうか、去年参加したメンバーが優先的に招待をいただく形になったようだ。
そういうお話だったので大変ありがたく、参加をさせていただいた。

タッチアンドトライに選ばれた機種は去年と同様のコンシューマー向けボリュームラインEP-800シリーズの新製品

「EP-805A」

参加者に1台ずつ用意されており、エプソンさんの「使ってほしい」という熱意が伝わる。
一目見て「おっ!」と声が出る。

販売推進本部長、中野氏

デザインのコンセプトは変わっていないようなのだがサイズ感がちがう。だいぶ小さいのだ。
実は去年お借りしてこき使ったEP-804A、横幅が少々大きく、置き場所に往生した記憶がある。
これはどうやらそれを払拭してくれそうだ。

開発の方からお話を聞くと、やはり。昨年モデルから実に20%のサイズダウンがなされているということ。
こういう機械はなかなかサイズダウンとういのが難しい。当然ではあるが、用紙サイズを下回る事は出来ない訳であり。
それ以上にシリコンで出来ていない、歯車とベルトとで実稼働する「機械」ってやつはなかなか簡単に小さく出来るものではないのだ。が、これ、EP-805Aは見事にそれを成し遂げている。驚いた。A4の紙のサイズに近づける努力を続けたそうだ。

大変コンパクトになったEP-805A

このコンシューマーモデルライン、5年で実に40%ものサイズダウンを成し遂げているとの事。わたしの使っていたPM-A900も大きかったものなあ。ちょっと感慨深い。

それとおもしろかったのが、大型液晶タッチパネルのフリック操作の実現。うん、なるほど。
液晶画面にアイコンを表示させるタイプの機械、いろいろある訳だが、思わずその機能がないのにフリックやピンチインをしてしまった経験はないだろうか?それだけあのモバイルOSとデバイスは影響力を持ってしまったのだ。特にフリック操作は印象深いようでその業界スタンダードともいえる操作感をプリンターに持ち込んだのはお見事。条件反射的にやってしまう操作に見事に答えてくれるのはなかなかうれしいものだ。

手差し給紙が可能になったのはうれしかった。これはいい。

高速、高品質で満足感が高い

実は去年の同イベントで貸し出しをいただいたEP-804A。それを使って印刷したインドで撮影した作品を使って小さな写真展を開いた。大変な高画質で気持ちのいいプリントを展示することが出来たのだが、唯一残念だった事が一つ。エプソンのA4の高品質写真用紙を使おうと思ったのだが、前面給紙ではどうにもその厚い用紙を飲み込んでくれなかったのだ。こだわりをもって写真展用の作品をプリントしていたので大変残念だった思い出がある。
今年は背面給紙が出来るようになった。0.6ミリ厚まで対応。これであの悔しいおもいが払拭される。とてもうれしい。
自動両面印刷も新機構として入り、ますます利用シーンの幅が広がったようである。

またアドホック接続でのダイレクトプリント、ダイレクトエアプリントやクラウド経由プリント等ネットワーク機能の強化も忘れられてはいなかった。「エプソンコネクト」のネットワーク。現行のプリンタにはもはや必須の機能でもある。プリンタ1台ごとにメールアドレスを割りふり、そこにメールで添付ファイルを送ると印刷されちゃうというおもしろさ。プリンタ自体がルーター的な動きをして4台までのiPhoneをつないでプリントを出来たり。そう、iPhoneからのプリントももちろん引き続き対応、そして進化中。

みなさんもiPhone to プリンターのダイレクトプリントを一度試してみるといい。紙に印刷する楽しさを必ず思い出すから。

企画設計リーダーの柴崎氏

そして今回の目玉。開発陣からの話しを直接聞けること。これはうれしかった。

今回のプリンターはフルモデルチェンジ。顧客ニーズの拾い上げをもう一度見直した。その結果の本当に実用、利用シーンでのダウンサイズ。なんと5年間で40%の小型化が進んだそうだ。インクカートリッジの縦横サイズの変更も行い、しかしインクカートリッジ変更後も印刷枚数、ランニングコスト等はほぼ変わらないよう苦心したのだと。小型化によって省電力、製造のCO2削減、小さい、スタイリッシュ、デザインにこだわったプリンタが完成したと胸を張ってらっしゃった。

内部基盤までもを見せてくれる

帰りがけに思いがけずにお土産をいただいた。大きなクッキーの箱とかりんとうが入っていた。とてもうれしかった。物をもらってどうの、ではないのだ。気持ち、なのだ。来てくれてありがとうが伝わってくる。
ロイヤルホストさんもそうなのだが、こういうお土産の申し出、予算もあれば都合もある。だからやはり代理店さんではなくメーカーさんが提案しているのだと思うのだ。それはつまりありがとう、の心づくし。これをあげるからなんかいい事言って、ではない。こういうものは、やはりちゃんとつたわるものだ。きちんと接してくれる、大事にしてくれる、という感が強く残る。

実力ある商品にきちんとした対応と熱意。
エプソンのファンをやっていてよかったなあ、と思う。



2012年9月14日金曜日

「花キューピット東京トークステージ」presented by「花キューピットTOKYO 」開催。


お花の電信ギフトの老舗「花キューピット東京」がデザインフェスタギャラリーでイベントを行なうこととなった。そのステージイベントの実行委員長をお任せいただいた。
題して、


「花キューピット東京トークステージ」
             presented by「花キューピットTOKYO 

http://www.facebook.com/879TOKYO ← Facebookリンク。ぜひ「いいね!」を。


表現発信をする人々のためのステージを花キューピット東京が提供、表現者から観覧者へ向けた作品や表現に宿る「ギフト」というテーマ、観覧者と表現者の交流から生まれる「つながり」というテーマ。その2つをテーマにアーティスト、表現者の方々への支援を、という趣旨で開催される。

このなかで、総合司会的なポションで皆さんをサポートするのがわたくし、イイヅカアツシ。そしてステージの出演者も個性派ぞろい。あのジェット☆ダイスケ氏がステージに上がる!見逃せない催し物が盛りだくさん。

ぜひご来場を。





「花キューピット東京トークステージ」presented by「花キューピットTOKYO 

 花キューピット東京 トークステージ presented by  花キューピットTOKYO 」は
 アーティストや様々な表現者たちが輝ける、  トークでつながり・お花で奏でるクリ
 エイティブな空間 」を演出しお待ちしております。


< プログラム >

929


13:00 ~ 14:30 iPhoneケース展・特別ワークショップ」
プロが教える、アーティスティックなiPhoneケースワークショップ。アクリル絵の具や布でケース作品を作ろう。10/19から赤レンガ倉庫で開催されるiPhoneケース展にもそのまま出展できます(材料費有料)
iPhone
ケース展公式サイト : http://www.iphone-caseten.com/

15:00 ~ 17:00 Art of ジェット☆ダイスケ」
映像作家ジェットダイスケさんの秘蔵作品を上映、本人による解説が聞ける!

17:00 ~ 18:00「フラワーデモンストレーション」
出演:花キューピット東京ICTプロジェクトメンバー 

18:00 ~ 19:00 「ビデオブロガートークバトル」
話題の実力派ビデオブロガーがトークステージで激論?!フリートークを楽しもう!


930

11:30 ~ 13:00
撮影体験参加型ワークショップ 「スマホ撮影と写真の楽しみ方」
・スマートフォンでもっと素敵な写真を。

詳細、申し込みはこちら http://kobayashikaworu.jimdo.com/news-topics/
出演:こばやしかをる 

15:30 ~ 17:00
撮影体験参加型ワークショップ 「スマホ撮影と写真の楽しみ方」
・スマートフォンでもっと素敵な写真を。
詳細、申し込みはこちら http://kobayashikaworu.jimdo.com/news-topics/
出演:こばやしかをる



 主 催  : トークステージ実行委員会
協賛・協力 : 花キューピット東京




2012年9月13日木曜日

flick!10月号 InsideBagsのページに登場!

エイ出版の電子雑誌で


「flick!」


というガジェット誌がある。
実はけっこう愛読していたりする。

他の雑誌とは違うスタンスと切り口でガジェットを紹介してくれたり、新しい試みをやってくれたりと楽しい雑誌なのだ。
現在電子書籍雑誌のトップの売り上げを誇る。




そんな「flick!」の村上編集長から先回の「iPhoneアプリ大図鑑」その前の「iPhoneギア大図鑑」、と立て続けにお仕事をいただいた。どちらも「flick!特別編集」の一文が表紙にあって、とてもうれしかった。
仕事がもらえた、というより読んでいた雑誌から声がかかったのが純粋にうれしかったのだ。文章を書いていてよかったなあ、としみじみ思った。


そんな中、三たびオファーが!なんという光栄。
今回は「あなたのカバンの中身をみせてください!」ガジェット版、的な連載。
そこに載せていらだける、ということで張り切った。

当日は自分のギャラリーイベントの初日であったが気もそぞろ、仲間に後を頼んで抜け出して、用賀のエイ出版本社におじゃました。
1階がスタジオになっていて、本格的な写真撮りとブツ撮りをいっぺんに体験してしまった。もうこれが楽しいのなんのって。


ナルシストではなくったってあんなきっちり本格的なスタジオでホリゾントを背中にポーズをつけろ、笑え、などとでかいカメラを三脚に据えてそれを操作するカメラマンにいわれたひにゃあ、そりゃあ調子にだって乗るっていうもの。

すっかり浮かれてしまった。


ブツ撮りも、その技術や手法、iPadをモニターとして使ってのワークフローなど大変に勉強になった。

いや、プロの現場っていうのはどういう場所に行ったって楽しいものだし、ジャンル、職種が違っても、その仕事には一定の法則があるものだよなあ、と改めて感じた。
ああなりたいなあ、という気持ちがまた強くなった。









2012年9月1日土曜日

Julie Watai ちゃんのDJ聞きながら終電なくなるの巻。




きのうは久しぶりに終電をなくしちゃった。Julie Watai ちゃんが店長をやる夜があるよっていわれてジェット☆ダイスケさんに誘われるがまま、六本木で。
泡バーでけっこう飲んで、河岸かえて、スシ食って。

さて、電車終了。

こういうの、久しぶりだなあ。酔っぱらいが楽しかった夜。

2012年8月21日火曜日

フリック!の特別編集版、「iPhoneアプリ大図鑑」でお仕事をさせていただいた。


iPhoneアプリのムックが出た。紙の雑誌。
珍しくもないのかもしれない。

ガジェット誌のFlick!特別編集、


「iPhoneアプリ大図鑑」


アプリの紹介本なぞ星の数、かも知れない。
が、しかし。




そんじょそこらのなんでもありまっせ、のアプリ本とはわけがちがのだ、この本。


なかなかおもしろい括りでの完成をみたこの本。わたしも寄稿させていただいた。
アプリというもの、目的やシーンがあって、そこで初めてアプリが役に立つ、力が発揮できる、というもの。
この本はそういう部分にフォーカスしてシーン別、狭い用途別で分類、まとめてある。
わたしがが抜擢された部分が、


「カレー」


カレー。うん、きたか、そうきたか。
iPhone関係で文章を書いていて(そういう著書を二冊、持っている)なおかつもうひとつなにか、の所でカレー。こういうひとはなかなかいないかもしれない。

釣り、ダイエット、子供をあやす、放射線、そんなジャンルの中で、突然異質な、狭すぎる「カレー」というジャンル。もちろん喜んで書かせていただいた。


担当したのは「カレーアプリ」それに「グルメアプリ」

食関係アプリというジャンル、AppleのiOSアプリのプラットフォーム、APPストアでも今までなかったのだが先般ついに「フード/ドリンク」という項目名でジャンル分けが為された様子。Appleも無視できないジャンルの大きさになった、ということか。

そんな流れも追い風になり、また食にSNS的なリーチをする企業も増えており、百花繚乱の態を成しているのがグルメ系アプリ。ますます種類が増え、探す、選ぶのが困難になってくると予想される。


そういった状況の中で、紙の媒体のこういうガイド本、よいコンシェルジュ役になるのではないだろうか。
Webでないかなあ、の人も多いであろうが、Webの情報は流れていってしまうもの。手元にあって参照できる紙のものは、なかなか心強いものなのだ。わたしくらいの年齢だとそれをより強く感じる。

確かにWebで探すのもよかろう。が、その手間と時間が惜しい、その道のプロフェッショナルにならお金を払いたい、という層が確実にある。
Webといえども自分で手を動かさねば得られない情報もある。それと、情報の揺らぎ、とでもいえるような部分もある(以前書いた記事にものせたYoutubeの内容がそれ。5:10あたりからのくだり http://hapi3s.blogspot.jp/2012/07/iphone_19.html


そういう部分をうまく生かして活用してほしい、と強く思うのだ。
是非、手にとってもらいたい。

8月20日発売。書店へ!

2012年8月19日日曜日

冒険野郎マクガイバーもびっくり。荷物が増えたら100均でその場でキャリア増設!100円ショップで自転車充実


自転車で出かけることが多い、とかなんとか言っていた。
少し前のこと。
実はここ1月ほど。ぜんぜん乗れてなかった。

いやね、ちょっと、今、無理。

とにかくおかしくなるくらい熱いのだ。
そう、わざわざ誤字を使う。暑い、を通り越して熱いんだよ、おもて。
14時過ぎにはちょっと身の危険を感じるくらいに暑くなるし、そんな時にからだを動かそうもんならどくどく、どくどくと汗が流れ出る。クサい、ベタベタする、気持ち悪い。
ちょっと打ち合わせに乗っていくには使えない季節なのだ、自転車。

そんなではあるけれど、今日は


「ペダルデイ」


お仕事ではなく久しぶりに自転車に乗ろうと思った。
とはいえ最低限の外出用装備であるiPadとiPhone、バッテリー、お財布にタオルに、と意外とカサがでてくる。
しばらく漕ぐと背中びっしょり。うー、メッセンジャーバッグが張り付くよお。気持ち悪いよ。


そんなこんなでメディアサーフのたけださんに偶然会ったり(偶然じゃないな、会場は国連大学のファーマーズマーケットなんだから)おもしろい車両を見たり、ちょこっと野菜を買ってみたりと楽しんだ。
ちょっとタイヤの空気が抜け気味で、そうだ、東急ハンズに、とハンドルを向ける。
あ、出物のフォールディングポンプ、ワゴンセールになってるじゃない!ROOPマガジンの別冊も買って、と、、、

荷物!劇増え!!!

あーもうなんか重いし肩痛いしバッグふくらんじゃってるし汗だくだしもー!!
と、通りかかった100円ショップ。
お、そうだ、よしよしやっちゃおう。いいチャンスだ、やってみよう。


そうやって315円でお買い物をして完成したシートキャリア、どうよこれ!

お買い物は以下の3つ。

・壁用ネットに掛けて使う雑誌とか薄いものを入れるフック付きのラック
・結束バンド
・荷台用ゴムひも

こいつで自転車用のスポーティーなキャリアをその場で、というわけ。
とても簡単。


まず針金ラックを自分の自転車のシートポストにあてがって位置決め。
わたしの場合はシートしたにサドルバッグを付けていたのでそれを移動。
シートレールにぶら下げる形だったのだが、たまたまリアのリフレクターがちょうど良かったので上下を逆さまにしてフック状にして。


位置が決まったら結束バンドで止めてゆく。売っていた結束バンドが短く細いものだったのでシートポストに回すとちと足りぬ。そういう時は二本つないで使うといい。
そうやってシートポスト、シートレール等に7カ所ほど結束バンドを回し、始めはゆるく止めて全ポイント仮止めが出来たらバランスをとりながら固く引いて固定してゆく。
たったそれだけで完成だ。


カバンはラックに挟み込むように装着、ゴムのキャリア用バンドを回して固定した。
これが思いのほかよく出来て、ぐらつかず、じゃまにならずでめっぽうよい。何となく、以前このラックを見てから「できるんじゃないかなあ」程度は思っていたのだけれど意外なほどうまくいったしバッグを括り付けてもなかなか見栄えよい。

走行中も問題なし。ペダリング中太ももの裏にほんの少しだけさわる感じもあるけれど、5分で馴れてしまった。その程度とからだからバックを離せるうれしさはトレードオフレベルにさえない微々たること。


そんなこんなで外で、道端で、キャリアを一丁でっち上げた。
本当に出来ちゃった。

現状、売っていた結束バンドが細めで白かったので、強度アップと見栄えのため黒の太いものに変えてやろうと考えている。それと長いゴムバンドは使い出悪い部分もあるので短く切ってフックを付けたものを何本か作ってみようかと考えている。


ほんと、これは気に入ったよ。
ライダーのあなたも出先で荷物が増えて困ったらこれを試してみるといいよ。
(念のためポケットに予備の結束バンドを入れておくといいよ。他のことにも使えるしね。)


2012年8月10日金曜日

『音ジェット☆』秋葉原晩勤屋で明日開催。わたしは司会で登壇。


先だってアップルストアで行なわれたイベント

MaciPhoneiPadで簡単:動画と音楽の作り方すべて見せます

大盛況でした。80数名のキャパシティのアップルストア銀座3Fのシアターに、実に180人以上のお客さんが来場、という知らせをストアの担当さんから聞きました。

今回は、映像の「音」にこだわったイベントとなります。
著作権問題、それに関わるYoutubeや動画プラットフォームの決まり事の問題。動画制作をやっていれば必ず突き当たる問題です。動画に音楽は不可欠。それがあるから見られる、作品として成立する。そういう場合も多々あります。
そこで今回のイベント、


『音ジェット☆』


動画投稿をするクリエイターのみなさんのための「音」のイベント。
音に困っている人。音楽制作がしたいが音楽ぜんぜんわからない人、楽譜読めない人。そんな人にだってできちゃうツールやアプリ、たくさんあるのです。

今イベントは本当に特別。 現役の動画クリエイターに加えて著作権関連のプロフェッショナル、ミュージシャン、メーカーまでもが参加してくれます。多方面の人になんでも聞けるチャンス、滅多にありません。

是非、ご参加を。



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動画投稿する人のための「音」イベント「音ジェット☆」

日時:20120811 土曜日 14:0018:00
場所:秋葉仁さんのお店、秋葉原 バンキンヤ(晩勤屋) 
入場料:2,000 1ドリンク付き(フードおよび2杯目以降はキャッシュオンにて)

会場はオールスタンディングとなります。途中入退場は自由。

司会:ジェット☆ダイスケ / イイヅカアツシ
出演:山口哲一 ()日本音楽制作者連盟 理事 / 瀬戸弘司 / アサカワズ / 株式会社コルグ / フォステクス カンパニー AyanoTDO/ 株式会社イーフロンティア/サイモンガー・モバイル