2012年9月19日水曜日

エプソン カラリオ・プリンター新商品体験イベントでEP-805Aに感心した。


先日8日、AMNさんのお誘いでエプソンのプリンター新ラインナップのブロガーイベントに参加してきた。

「エプソン カラリオ・プリンター新商品体験イベント」

始終和やかな雰囲気の中でのプレゼンテーション

実は去年も参加しており、今回、そのときの実績が価値があったのであろうか、去年参加したメンバーが優先的に招待をいただく形になったようだ。
そういうお話だったので大変ありがたく、参加をさせていただいた。

タッチアンドトライに選ばれた機種は去年と同様のコンシューマー向けボリュームラインEP-800シリーズの新製品

「EP-805A」

参加者に1台ずつ用意されており、エプソンさんの「使ってほしい」という熱意が伝わる。
一目見て「おっ!」と声が出る。

販売推進本部長、中野氏

デザインのコンセプトは変わっていないようなのだがサイズ感がちがう。だいぶ小さいのだ。
実は去年お借りしてこき使ったEP-804A、横幅が少々大きく、置き場所に往生した記憶がある。
これはどうやらそれを払拭してくれそうだ。

開発の方からお話を聞くと、やはり。昨年モデルから実に20%のサイズダウンがなされているということ。
こういう機械はなかなかサイズダウンとういのが難しい。当然ではあるが、用紙サイズを下回る事は出来ない訳であり。
それ以上にシリコンで出来ていない、歯車とベルトとで実稼働する「機械」ってやつはなかなか簡単に小さく出来るものではないのだ。が、これ、EP-805Aは見事にそれを成し遂げている。驚いた。A4の紙のサイズに近づける努力を続けたそうだ。

大変コンパクトになったEP-805A

このコンシューマーモデルライン、5年で実に40%ものサイズダウンを成し遂げているとの事。わたしの使っていたPM-A900も大きかったものなあ。ちょっと感慨深い。

それとおもしろかったのが、大型液晶タッチパネルのフリック操作の実現。うん、なるほど。
液晶画面にアイコンを表示させるタイプの機械、いろいろある訳だが、思わずその機能がないのにフリックやピンチインをしてしまった経験はないだろうか?それだけあのモバイルOSとデバイスは影響力を持ってしまったのだ。特にフリック操作は印象深いようでその業界スタンダードともいえる操作感をプリンターに持ち込んだのはお見事。条件反射的にやってしまう操作に見事に答えてくれるのはなかなかうれしいものだ。

手差し給紙が可能になったのはうれしかった。これはいい。

高速、高品質で満足感が高い

実は去年の同イベントで貸し出しをいただいたEP-804A。それを使って印刷したインドで撮影した作品を使って小さな写真展を開いた。大変な高画質で気持ちのいいプリントを展示することが出来たのだが、唯一残念だった事が一つ。エプソンのA4の高品質写真用紙を使おうと思ったのだが、前面給紙ではどうにもその厚い用紙を飲み込んでくれなかったのだ。こだわりをもって写真展用の作品をプリントしていたので大変残念だった思い出がある。
今年は背面給紙が出来るようになった。0.6ミリ厚まで対応。これであの悔しいおもいが払拭される。とてもうれしい。
自動両面印刷も新機構として入り、ますます利用シーンの幅が広がったようである。

またアドホック接続でのダイレクトプリント、ダイレクトエアプリントやクラウド経由プリント等ネットワーク機能の強化も忘れられてはいなかった。「エプソンコネクト」のネットワーク。現行のプリンタにはもはや必須の機能でもある。プリンタ1台ごとにメールアドレスを割りふり、そこにメールで添付ファイルを送ると印刷されちゃうというおもしろさ。プリンタ自体がルーター的な動きをして4台までのiPhoneをつないでプリントを出来たり。そう、iPhoneからのプリントももちろん引き続き対応、そして進化中。

みなさんもiPhone to プリンターのダイレクトプリントを一度試してみるといい。紙に印刷する楽しさを必ず思い出すから。

企画設計リーダーの柴崎氏

そして今回の目玉。開発陣からの話しを直接聞けること。これはうれしかった。

今回のプリンターはフルモデルチェンジ。顧客ニーズの拾い上げをもう一度見直した。その結果の本当に実用、利用シーンでのダウンサイズ。なんと5年間で40%の小型化が進んだそうだ。インクカートリッジの縦横サイズの変更も行い、しかしインクカートリッジ変更後も印刷枚数、ランニングコスト等はほぼ変わらないよう苦心したのだと。小型化によって省電力、製造のCO2削減、小さい、スタイリッシュ、デザインにこだわったプリンタが完成したと胸を張ってらっしゃった。

内部基盤までもを見せてくれる

帰りがけに思いがけずにお土産をいただいた。大きなクッキーの箱とかりんとうが入っていた。とてもうれしかった。物をもらってどうの、ではないのだ。気持ち、なのだ。来てくれてありがとうが伝わってくる。
ロイヤルホストさんもそうなのだが、こういうお土産の申し出、予算もあれば都合もある。だからやはり代理店さんではなくメーカーさんが提案しているのだと思うのだ。それはつまりありがとう、の心づくし。これをあげるからなんかいい事言って、ではない。こういうものは、やはりちゃんとつたわるものだ。きちんと接してくれる、大事にしてくれる、という感が強く残る。

実力ある商品にきちんとした対応と熱意。
エプソンのファンをやっていてよかったなあ、と思う。



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