YouTubeとその周りの事。いろいろと気になる話しがある。古くからのYouTube のユーザーでありクリエイターでもあるアサカワズチャンネルの浅川氏、KEN3TV細井研作氏、私の3人が、六本木ヒルズ、グーグルジャパンの社内に設けられた YouTubeSpaceTokyo でざっくばらんに雑談として話す15分。視聴者とクリエイターとの温度差やソーシャルメディアとしてのYouTubeの難しさ、危うさ等を自ら体験した3人が語る。
・顔出し問題〜途中で辞めない〜キャラクターを立てる〜ジェット☆ダイスケさん登場。
2013年8月15日木曜日
2013年8月13日火曜日
APPBANK STORE旗艦店、新宿、ビックロ裏に誕生。
忙しくてバタバタとしている今日この頃。それもあってオープン当日にお祝いに駆けつける、は果たせなかったものの、その週末、打ち合わせで新宿に出る事が出来たので、APPBANKSTORE新宿に立ち寄る事が出来た。
新宿通の一本裏、人通りが大変多いビックロのちょうど裏辺りに位置し、2フロア分を使った広い店内に所狭しとiPhoneやiPad関連グッズが陳列されている。最近APPBANKが一押しのふなっしーコーナーがあったりなめこもちゃんと押さえてたりで抜かりがない。
オドロキの村井ちゃんサイクリストが鎮座するアウトドア系ガジェットコーナーがあったり相変わらずのAPPBANKノリで楽しい事この上ないのだ。
特筆は2階のスタジオ。客席がありスクリーンがあるちょっとしたイベントも開催可能な良い場所を設けてあるのだ。これはいい。こりゃ使ってみたいねえ、と思わせる。
昨今、というよりもここずっと買い物がインターネット頼りになりがちだ。便利だし早いし。皆さんもそうなのではないか。が、しかし。
雑誌はなくならない、電子ではなく紙の雑誌のメリットはある、という話しがある。曰く、インターネットは検索に頼る、それはつまり不特定多数の自分が望まない情報は入ってきづらい、なぜなら検索ワードで探してしまうから。紙の雑誌は多様性があって自分が望んではいなかったのだが偶然それを読む事によって自分の中に多様性がうまれる、というもの。この意見は賛成だ。
ネット通販に対しての実店舗も同じ事が言えるのではないか。
よりものが売れる、という販売店側の論理だけではなく、コンシューマーの立場として「本物を見て利点がわかる」「困っていた問題が現物の商品を見て解決出来そうなので購入した」等は実店舗の強いメリットであると考えられる。そう、多様性が得られるのだ。こういうメリットはコンシューマーにとって大きいことだ。
願わくばAPPBANKSTORE新宿がそういう場所足り得る事を、そういう場所であり続けてくれる事を望んでいる。きっとそれを楽しさそのまま、達成してくれるだろうと思っている。
新宿通の一本裏、人通りが大変多いビックロのちょうど裏辺りに位置し、2フロア分を使った広い店内に所狭しとiPhoneやiPad関連グッズが陳列されている。最近APPBANKが一押しのふなっしーコーナーがあったりなめこもちゃんと押さえてたりで抜かりがない。
オドロキの村井ちゃんサイクリストが鎮座するアウトドア系ガジェットコーナーがあったり相変わらずのAPPBANKノリで楽しい事この上ないのだ。
特筆は2階のスタジオ。客席がありスクリーンがあるちょっとしたイベントも開催可能な良い場所を設けてあるのだ。これはいい。こりゃ使ってみたいねえ、と思わせる。
昨今、というよりもここずっと買い物がインターネット頼りになりがちだ。便利だし早いし。皆さんもそうなのではないか。が、しかし。
雑誌はなくならない、電子ではなく紙の雑誌のメリットはある、という話しがある。曰く、インターネットは検索に頼る、それはつまり不特定多数の自分が望まない情報は入ってきづらい、なぜなら検索ワードで探してしまうから。紙の雑誌は多様性があって自分が望んではいなかったのだが偶然それを読む事によって自分の中に多様性がうまれる、というもの。この意見は賛成だ。
ネット通販に対しての実店舗も同じ事が言えるのではないか。
よりものが売れる、という販売店側の論理だけではなく、コンシューマーの立場として「本物を見て利点がわかる」「困っていた問題が現物の商品を見て解決出来そうなので購入した」等は実店舗の強いメリットであると考えられる。そう、多様性が得られるのだ。こういうメリットはコンシューマーにとって大きいことだ。
願わくばAPPBANKSTORE新宿がそういう場所足り得る事を、そういう場所であり続けてくれる事を望んでいる。きっとそれを楽しさそのまま、達成してくれるだろうと思っている。
2013年8月10日土曜日
メッセンジャーバッグ、特大。Manhattan Portage プロフェッショナルバイクメッセンジャーバッグ
バッグを新調した。
どうもバッグばかり買ってしまうクセがあって、それもかっちりしたものなぞ皆無、カジュアルなものばかりという為体(ていたらく)思えばそういうスタイル(スーツを着ない、ネクタイを締めない)の仕事になってどれくらい経つのだっけか、思い出せもしない。そのことをどうかとも思うが楽しくも思う。
今まで使っていたバッグも大変気に入っている。MILKBERLINというドイツデザインブランドのA4がほぼぴたり入る薄型のメッセンジャーだ。きれいなかえる色で、取り回しも良く、サイドにGoProのマウントなどつけて手元の映像を撮ったりとスリランカでもずいぶんと役に立ってくれた。ジャストサイズ、というのは軽く、必要以上のものが入らず小気味よいものだ。フットワークが軽くなる、と思う。
が、しかし。
夏。いつにもまして蒸し暑く、長い夏だ。昔の日本はこんな熱帯圏のような気候ではなかった。浴衣と風鈴と打ち水だけで十分しのげた、そういう気分よい季節だったはずだ、、、などと愚痴を言っても致し方あるまい。事実、亜熱帯を超える勢いの熱波が毎年押し寄せる。仕事でどうしても外に出る事になるが、こうまで暑いと着替えが必要になる。最近では外出にシャツを2枚余分に持って出ている有様だ。制汗スプレーとそれにタオル。ここまで来るとパンツと石けんも入れて、お風呂セットの完成だ。
そうやって必然で増えたものと、最近の取材スタイルの変化で増えた機材とを収納するのにはどうにもこうにもバッグの大型化が必要であった。
不本意ながらも買い替えたこのバッグ。ナショナルブランドの「Manhattan Portage」のもの。プロフェッショナルバイクメッセンジャーバッグという名前を持つ。大きく、仕切りなく何度も放り込めてある程度の防水機能があり、と言う事がない。バックパックも持っているが、夏は背中が蒸れて無理だ。せっかくの着替えが意味がなくなってしまう。
そうやって機能と消去法で選んだこのバッグ、気に入った。大きく、からだに密着する面積もバックパック並みだが斜めがけで自由度があるため蒸れにくい。仕切りなしで荷物の形状を選ばないのもありがたい。唯一紙ものの資料を持ち歩くときは不定形バッグ故固い素材のファイルに入れて持ち歩かねばならないが、それを補って有り余る機能がある。
ものを入れすぎぬよう自分で心がけ、大いに活用しようと思う。
【追記】
とある通販で手に入れたのだが送料込みで5000円ほどだった。この値段、ちょっとおかしいぞ、とあとで思ったのだがどうやら偽物ではない様子。アウトレットなのかな。調べると120ドル前後が平均のようだ。うーむ。ま、いいか。品質仕上がりは申し分ない。
どうもバッグばかり買ってしまうクセがあって、それもかっちりしたものなぞ皆無、カジュアルなものばかりという為体(ていたらく)思えばそういうスタイル(スーツを着ない、ネクタイを締めない)の仕事になってどれくらい経つのだっけか、思い出せもしない。そのことをどうかとも思うが楽しくも思う。
今まで使っていたバッグも大変気に入っている。MILKBERLINというドイツデザインブランドのA4がほぼぴたり入る薄型のメッセンジャーだ。きれいなかえる色で、取り回しも良く、サイドにGoProのマウントなどつけて手元の映像を撮ったりとスリランカでもずいぶんと役に立ってくれた。ジャストサイズ、というのは軽く、必要以上のものが入らず小気味よいものだ。フットワークが軽くなる、と思う。
が、しかし。
夏。いつにもまして蒸し暑く、長い夏だ。昔の日本はこんな熱帯圏のような気候ではなかった。浴衣と風鈴と打ち水だけで十分しのげた、そういう気分よい季節だったはずだ、、、などと愚痴を言っても致し方あるまい。事実、亜熱帯を超える勢いの熱波が毎年押し寄せる。仕事でどうしても外に出る事になるが、こうまで暑いと着替えが必要になる。最近では外出にシャツを2枚余分に持って出ている有様だ。制汗スプレーとそれにタオル。ここまで来るとパンツと石けんも入れて、お風呂セットの完成だ。
そうやって必然で増えたものと、最近の取材スタイルの変化で増えた機材とを収納するのにはどうにもこうにもバッグの大型化が必要であった。
不本意ながらも買い替えたこのバッグ。ナショナルブランドの「Manhattan Portage」のもの。プロフェッショナルバイクメッセンジャーバッグという名前を持つ。大きく、仕切りなく何度も放り込めてある程度の防水機能があり、と言う事がない。バックパックも持っているが、夏は背中が蒸れて無理だ。せっかくの着替えが意味がなくなってしまう。
そうやって機能と消去法で選んだこのバッグ、気に入った。大きく、からだに密着する面積もバックパック並みだが斜めがけで自由度があるため蒸れにくい。仕切りなしで荷物の形状を選ばないのもありがたい。唯一紙ものの資料を持ち歩くときは不定形バッグ故固い素材のファイルに入れて持ち歩かねばならないが、それを補って有り余る機能がある。
ものを入れすぎぬよう自分で心がけ、大いに活用しようと思う。
【追記】
とある通販で手に入れたのだが送料込みで5000円ほどだった。この値段、ちょっとおかしいぞ、とあとで思ったのだがどうやら偽物ではない様子。アウトレットなのかな。調べると120ドル前後が平均のようだ。うーむ。ま、いいか。品質仕上がりは申し分ない。
2013年7月28日日曜日
Adobe Lightroom5のユーザーミーティングでいろいろ聞いてきたLightroomの話し。
Adobeさんからお声をかけられた。Lightroom5のユーザーミーティングだという。
おいおい、なんで私に声を掛けるかな(笑)
それほど突っ込んだ使い方をしていないライトユーザーなんである。会場のAdobe社にいってみれば斎賀先生やダンボ氏、新しもの好きのダウンロードの早川さんをはじめとするMacお宝軍団が。弱ったな。プロばかりだ。仕方が無い、ここは一つほぼ使ったことのないユーザーが気になった、使う気分になったポイント、という観点でリポートに仕立てよう。
プロダクトマーケティングマネージャーのDavid Auyeung氏がやって来て直接私たちに熱弁を振るう。うむ、これはいいチャンス。いろいろ体験させてもらおう。
*一度体験版(フル機能)使ってみるといいよ。
https://www.adobe.com/cfusion/tdrc/index.cfm?loc=ja&product=photoshop_lightroom
セッションの頭でDavid 氏が自身の写真へのこだわりを語ってくれた。Adobe社での肩書き以外に彼はプロカメラマンでもある。そんな話やユーザーでもある彼がなにをしたくて、どうしたくてLightroom5を鍛え上げたかを語ってくれた。
今回の新Lightroomの特性やカメラマンという立場からポートレートレタッチ関係のデモを見せてもらえた。これがなかなかおもしろい。スキンレタッチ、肌の上にのせるテクスチャをスライダーで透明度を変えてリアリティを出すテクニックや人間の肌、しわのレタッチの事例、大変参考になった。
またわざと広角レンズを使った撮影サンプルを出して傾き修正の事例やクラリティ補正などをその場でデモ、見応えがあった。RAWファイルはいじらずに編集=非破壊編集というアドバンテージやその作業途中、編集加工での履歴が残り、それを遡る事が可能という部分、履歴を使って分岐、修正を出来るというのには心が動いた。非破壊での編集作業は当然別の場所にもう一つデータを用意する事になるのでデータ容量は圧迫されるのだが現像前の元データをそのままに、というのは魅力的だ。こういう部分、日本人には特に響くのではないだろうか。元は変えずに、とかなにかあったときに、という考え方はフェイルセーフをわりと普通の人でも思い描く日本人的な感じだよな、となんとなく思う。
複数光源の写真での調整は素晴らしいものだった。Lightroomだけの機能なのだそうだ。フラッシュ光と自然光の混じるシチュエーションでの調整が出来る、などいうのはありがたいこと。
斎賀先生の質問で一部インターフェイスでPhotoshopとの違いがある部分があり使いにくい、という項目があった。これはとくにカメラ周りのソフトウェアなので考えた方がいいかもしれない。コンピュータ上の操作とは別次元である、という話しもあるが、私などの場合、カメラを選ぶ時、最新機能やレンズの明るさにもたしかに悩むが、最大のポイントはユーザーインターフェイス。前のモデル、慣れ親しんだ操作系を持つ現用のカメラから乗り換えて、いかになにも考えずにその場で箱から出して使い始められるかは大事なのではないだろうか。操作系が同じとはそういう事だと思う。同じことがソフトウェアにも言えると考える。古いままでいいとは思わないが生産性は操作性と直結している。考えて欲しい部分。
それと動画ファイル、4Kのフルサイズ書き出しが出来ないというのも少々歯がゆく思った。
総じて興味深いよいソフトウェアで、非破壊現像と強力なライブラリ管理が特徴のLightroom5、大納得だった。
いただいたノベルティのclomeleon likeの革表紙のノートとペンがよかったから言ってるんじゃないぞ。
*一度体験版(フル機能)使ってみるといいよ。
https://www.adobe.com/cfusion/tdrc/index.cfm?loc=ja&product=photoshop_lightroom
2013年7月25日木曜日
携帯電話とアプリで撮るモノクロ写真。
フィルムで撮っている方々に怒られるのを承知で。
モノクロームのコントラストがきつい写真をiPhoneでしばらく撮っているのだが、銀塩と心構えは同じである、と考えて撮っている。わざわざ、というつもりはないがひどく使いづらいアプリを使って撮影をしている。その名前を「HiCon Lite」という。このブログでのエントリも一本、ある。
デジタル写真ではあるが、ある一定の法則があり、そしてそれは説明されていないものであるというところの写り、描写という部分。このアプリならではの操作や使い出悪さ、不自由さ。何よりもワンシャッターワンチャンスであるこのアプリの使い手の悪さがカメラ感を強くしている。
ハイコンライト、というこれ。iPhone3Gの頃からのアプリだろうか。有料のハイコンプロはバージョンアップもあったがこれはほおりっぱなし。ただアプリを立ち上げ、シャッターを押し、写真がOKならイフェクトボタンを押す。それだけのアプリだ。しかしOSのバージョンアップが進むに連れ今では本来ボタンがあるべきはずの場所にそれがなく、手探りすると機能するのだが、あえなくアプリはダウン。強制終了されてひやっとする。写真は何とかカメラロールに残る。一枚撮るたびにそれを繰り返す気難しいアプリになっている。が、仕上がりはかなり気に入っていて手放せない。
名前の通りにコントラストが強く、かつモノクローム専用のカメラアプリだ。撮りどころ、使い所を選ぶ特性を持っている。はじめの頃に感じたのが、昔の報道写真、新聞の写真のようだ、ということ。暗がりでフラッシュを使うとその感は強くなる。それがあって使い始めはもっぱら狭い路地の飲屋街を撮って歩いたものだ。フラッシュを焚くも焚かぬも雰囲気あるモノクローム写真が手に入った。だんだんどういう光でどういう画になるかのクセがわかってきてますます面白くなる。ここら辺はカメラだ、フィルムだ、という話より写真の話だし機械との付き合い方という話になる。それって昔のカメラとの付き合い方と本質は変わっていない部分、確実にある。
写真はシャッターの数分だけよくなる可能性があり、写真は人の作品を意識して見ることでよくなる可能性がある。デジタルもフィルムも、カメラの形、性能もそのことでいえば同列だ。
iPhoneをはじめ、いわゆる電話の類で写真を撮る人が多くいる現代、スマートフォンの小さなレンズと実態のないシャッターを軽んじるのはもうそろそろやめる頃合いではないだろうか。
カメラの、機械としての存在感やそれへの畏敬の念、化学変化で浮かび上がる不思議なフィルムという世界の素晴らしさはまた別として。
2013年7月21日日曜日
トンカツ、夏祭り、銭湯。如何にして下町でもやもやを脱するか、の術。
如何にもこうにも如何にもならない時がある。うーん、と唸ったまま動けなくなってしまうような、どうにもならぬ時。そういう時、うまい具合に巡ってきてくれるものがある。
うまいもんと銭湯だ。
うまいもんと銭湯だ。
今日なんかがまさにそうだ。仕事がうまく進まんし仕事自体が少ないし、然りとてやることがないわけではなく。いろいろと小さな事業の立ち上げをひねくってみたり、直近の日銭のなさを嘆いたり。
そうやってろくすっぽ食事もせずにたちまち夕方になって。部屋にいるのもくさくさするし、と出かけてみるがどうにも思わしいカレーに出会えず。さて、困った。本格的に困ったなあ、と当てもなく路地を曲がると。
みつけてしまうのだ。ほんとうに具合のいい、雰囲気ある、まったくもって大人の悩めるオトコが入るに相応しいみせ。トンカツや。いいじゃないか、トンカツとメシ。これだな、と決めてはいる前にふと並びをみれば。またみつけてしまうのだ。いいものを。銭湯だ。並びに銭湯がある。
その上路地の先の方から賑やかな声が聞こえてくる。そうか、祭りをやっているのか。
もう救われたも同然だ。さて、まずは腹ごしらえ。
外からみた佇まいですでにぐっとやられてしまった。行灯のカタカナ表記の屋号もいい。いうことがない、正しいトンカツやだ。暖簾をくぐるとその思いは確信に変わる。よし、もうなんだか古い日本映画の主人公の売れない作家を演じてやるか、と思うほどの程よい昔風。頼んで出てきたトンカツも、いうことがない。すばらしすぎない、これ以上でもこれ以下でもダメ、という絶妙な落とし所のロースカツ。キャベツも美しく、辛子の黄色が目にしみる。
出色は漬物と味噌汁。ちゃんとこういういいものが出てくると嬉しくなってしまう。これもまた飾らない、こだわりすぎない、でも素晴らしいもの。こういうものが殺伐としてしまっていた心と胃袋にじわり、染み込むのだ。
二杯のお茶と温かいおしぼりに感謝をし、うまいトンカツに手を合わせて店を出る。さて、腹ごなしだ。数百m先にぶら下がるたくさんの提灯を目指して歩く。にこにこと祭りから帰ってくるおばあさんや声をあげて走っていく小さな子供。気持ちが緩む。最近は街を歩いてもひどい場所、ひどい空気ばかりで街に出るのがすっかり嫌になっていたのだが、ここに集まっている善男善女は一体どこから湧いて出ただろう。
心和む小さな商店街のお祭りを冷やかしていると少々汗ばんできた。心地いい汗だ。さて、こいつを流しに行こう。
銭湯はあまり色気はなかった。マンションのなかに組み込まれている銭湯だ。しかし、ありがたい。世代替わりや相続で銭湯を廃業する人が多い。それに比べたらどうお礼をすれば、というくらいだ。マンション組み込みは銭湯の生き残りにはなかなかいい選択ではないか。
暖簾をくぐってサンダルを放り込み、木札を抜いて。番台のおじさんに今晩はをして。夢のように気持ちがいい。その上ここは下町、浅草橋界隈、お湯の温度は45度だ。熱いお湯、高い天井、広い湯船。いうことがない。
すっかり気分が良くなって、夜風に当たりながら神田界隈を歩く。とても心地よい。さて、抱えてた案件を片付けてやろう、という気持ちがむくむくと沸き上がってきた。
が、ここはそいつをもう一度引っ込めて、もう少し夜風を楽しむのが正しい選択というやつだろう。
たまには一人きり、なにもしない時間を作らねば。
2013年7月16日火曜日
夜の富山の路面電車。
先日所用で富山まで出かけたのだが、富山、路面電車が走っているのをうっかり忘れていた。駅前のエクセルホテルの階下に見える富山駅。その少し離れた路上に突然線路がはじまっていて、始発電車が待機している。
ちょっと魅力的な光景だ。
高知、富山、広島、長崎、豊橋、札幌、、、
路面電車が走る町はちょっと憧れてしまう。
今回は乗るチャンスがなかったので、撮るだけで我慢。乗りたかったな。
ちょっと魅力的な光景だ。
高知、富山、広島、長崎、豊橋、札幌、、、
路面電車が走る町はちょっと憧れてしまう。
今回は乗るチャンスがなかったので、撮るだけで我慢。乗りたかったな。
2013年7月1日月曜日
高円寺 元祖仲やむげん堂本陣で買ったエスニック柄ボディバッグ
ガジェットもいいのだけど、秋葉原とAmazonと楽天で買い物をする以外も選択肢があるという話し。
お洋服もそうだけれど、世の中便利で画一的なものが主流になる傾向が強い。当たり前っちゃあ当たり前なのだが、それじゃあ何かこう、自分の日々の楽しみをずいぶん失ってしまっているんじゃないかなあ、と思う事が多くある。
例えばこの動画に出てくるボディバッグ。
高円寺にあるエスニック雑貨、インドやタイやらネパールやら。アジアの各国からやってきた雑貨であふれる楽しいお店だ。縁がない人にはまったく縁がない店であろう事は容易に想像がつく。そういう縁のない人は、ここのような店が道を歩いていると変なオーラが出ていて入れなかったり、逆に見えなかったりするようだ。わかる。わかる。
が、もったいない。
機能でいったら中にスポンジが張り巡らされ、コンパートメントをかっちりサイズ分け、ここはiPad、ここはスマートフォン、メモリカードはここ、という作りのバッグがいいよな、と思う人も多いだろう。
事実、このエスニック柄のボディバッグは精密機器であるガジェットをそのまま入れるには不都合な点もある。が、それは工夫でカバー出来るものだ。
そして、デザインはどうか。
自分が気に入ればよい、ももちろん当たり前だが、人にみられてかっこいと思われたり組み合わせのセンスがいいね、といわれたり、そういうおもしろさもあると思うのだ。決して他人の目を気にして、という話しではなく、いろいろ見て、文化を知ったり話を聞いてストーリーに打たれたりして選ぶもの選びは楽しいものだ。エスニック雑貨にはそういうものが多い。
いつもの店で楽して選ぶばかりが買い物ではないし、新しい何かを常に探すのは楽しい事だと思う。そこから生まれるもの、つかめるものは多い。幅を持つ、というのは楽しい事だ。
お洋服もそうだけれど、世の中便利で画一的なものが主流になる傾向が強い。当たり前っちゃあ当たり前なのだが、それじゃあ何かこう、自分の日々の楽しみをずいぶん失ってしまっているんじゃないかなあ、と思う事が多くある。
例えばこの動画に出てくるボディバッグ。
高円寺にあるエスニック雑貨、インドやタイやらネパールやら。アジアの各国からやってきた雑貨であふれる楽しいお店だ。縁がない人にはまったく縁がない店であろう事は容易に想像がつく。そういう縁のない人は、ここのような店が道を歩いていると変なオーラが出ていて入れなかったり、逆に見えなかったりするようだ。わかる。わかる。
が、もったいない。
機能でいったら中にスポンジが張り巡らされ、コンパートメントをかっちりサイズ分け、ここはiPad、ここはスマートフォン、メモリカードはここ、という作りのバッグがいいよな、と思う人も多いだろう。
事実、このエスニック柄のボディバッグは精密機器であるガジェットをそのまま入れるには不都合な点もある。が、それは工夫でカバー出来るものだ。
そして、デザインはどうか。
自分が気に入ればよい、ももちろん当たり前だが、人にみられてかっこいと思われたり組み合わせのセンスがいいね、といわれたり、そういうおもしろさもあると思うのだ。決して他人の目を気にして、という話しではなく、いろいろ見て、文化を知ったり話を聞いてストーリーに打たれたりして選ぶもの選びは楽しいものだ。エスニック雑貨にはそういうものが多い。
いつもの店で楽して選ぶばかりが買い物ではないし、新しい何かを常に探すのは楽しい事だと思う。そこから生まれるもの、つかめるものは多い。幅を持つ、というのは楽しい事だ。
2013年6月29日土曜日
100円ショップで見つけてしまった。iPad miniのケース。
ついに100円ショップでiPad miniのケースやフィルムを売っている。驚いた。
いいか悪いか、何ともいえぬ。コンシューマーはありがたい、と思うだろうし、同業のメーカーは頭を抱えるだろう。
一ついえる事は、同業者は付加価値、製品価値で勝負していかなければならない事。それと、自社の技術やセンスを守り抜くという意思。
少し前に書いたトリニティの次元、というiPhoneケースがそれなのかなあ、と思う。メイドインジャパンにこだわり、品質とデザインに誇りを持って製品にしている。ああいうものはきちんとお金を持っていてものの善し悪しが分かる人が真っ先に買ういい製品だと思う。
大変な努力と体力が必要だが、そういう層をきちんと掌握、魅了し続ける製品を出し続けなければいけないのではないだろうか。
いいか悪いか、何ともいえぬ。コンシューマーはありがたい、と思うだろうし、同業のメーカーは頭を抱えるだろう。
一ついえる事は、同業者は付加価値、製品価値で勝負していかなければならない事。それと、自社の技術やセンスを守り抜くという意思。
少し前に書いたトリニティの次元、というiPhoneケースがそれなのかなあ、と思う。メイドインジャパンにこだわり、品質とデザインに誇りを持って製品にしている。ああいうものはきちんとお金を持っていてものの善し悪しが分かる人が真っ先に買ういい製品だと思う。
大変な努力と体力が必要だが、そういう層をきちんと掌握、魅了し続ける製品を出し続けなければいけないのではないだろうか。
2013年6月28日金曜日
Eye-Fi MOBIのトライアルイベントで便利さ実感。
先日、Eye-Fiの新ライン、「Eye-Fi MOBI」のブロガートライアルイベントにお邪魔をしてきた。本国の新CEO、マット・ディマリア氏も来日、大変に盛り上がった。
もともとEye-Fiユーザーで、Eye-Fi Pro X2を愛用している。これがずいぶん便利なカードなのだ。今更説明、もないメジャー製品だが、念のため。
カメラ等のメモリカードとして使われているSDカード、この薄く小さなカードの中にWi-Fi機能を組み込んで、設定をしてやるとカメラの電源が入っていればそこからパワーをを得て写真撮影をしたデータを任意のWi-Fiネットワークに自動アップロードする、というもの。使用イメージは撮影のあと、部屋に帰ってきてパソコンを起動、カメラの電源を入れると何のケーブル接続もなく自動的にパソコンに写真データが送られる、という感じ。外出先でiPhoneやiPad等に飛ばす事も出来る。
出来る、んであるが、どうにも設定に苦労した。うーん、そこそこ色々な経験を積み、ガジェット好きでやってきているが、どうもネットワーク接続だけは苦手である。そしてご同輩が多い。結構なガジェット関係のエキスパートまでもが「ネットワーク接続ってやつはさ、、、」とこぼす始末。
Eye-Fiもそこのところが厳しかった。
が、しかし。
この「Eye-Fi MOBI」、当然そこらへんの弱さをキャッチアップ、リニュアルで弱点をなくしてきた。その上単機能でわかりやすく、と割り切った。そう、その割り切りこそ欲しかったもの、と思う人も多いはずだ。
どうせだったらきれいな写真がいい。どうせだったらそのきれいな写真がSNSにながせるといい。でもSNSってのはさ、速報性だろ、場所、位置だろ、という意見。うん、まったくごもっとも。
じゃあ、その高性能なミラーレスカメラで撮った写真をそのままiPhoneやAndroidで使えればいいんじゃないの、それが一番やりたい事なんでしょ、それだけの機能でいいんでしょ、と割り切り。カメラ(Eye-Fi MOBI)とスマートフォン(ないしタブレット)とをアドホック接続。それだけでいいじゃん、というスタイル。
その上接続設定は「Eye-Fi MOBI」のWi-Fiをつかんで選択、パスワードを聞かれたら「Eye-Fi MOBI」のブリスターパック裏にあるコードをそのまま入力するだけ。はいこれだけ、これでつながった。こりゃあ楽だわ。これなら人にも薦められる。
その上動画。動画も飛ばせるのだよ。ビデオブロガーには願ってもない機能だ。
そして、これも気づいたのだが「カメラ、持ってかない。iPhoneでいいや」を解消するツールにもなり得るということ。デジタルカメラのツラさは、昨今では「その場での写真の共有が出来ない、ネットの向こう側の仲良しにその場で見せてあげられない」というところに尽きる。カメラにその機能がついたものもずいぶん出てきているが、運用のフレキシビリティなら「Eye-Fi MOBI」に軍配が上がるだろう。
購入を考えている人は「Eye-Fi MOBI」のページに行って自分のカメラが対応機種かどうかを確認しよう。それと、これは私が今回のイベントでハマった罠なのだが、対応カメラ(私のカメラはOLYMPUSのE-PM1)でもカメラ側にいろいろ仕様があって、Eye-Fi機能をカメラ側でオンオフ出来る設定があり、デフォルトオフというものが多い。チェックしよう。それと、カメラから電源を供給する「Eye-Fi MOBI」は、カメラのバッテリーが少ないと動作しない場合がある。ちゃんとカメラバッテリーの残量に余裕があるかどうかもチェック。この二つにやられてけっこう苦戦したのだ、会場で。
とはいえこのTipsをすでにここで手に入れたあなたはそういうつまづきはないだろう。ぜひ手にして楽しんでみるといい。
もともとEye-Fiユーザーで、Eye-Fi Pro X2を愛用している。これがずいぶん便利なカードなのだ。今更説明、もないメジャー製品だが、念のため。
カメラ等のメモリカードとして使われているSDカード、この薄く小さなカードの中にWi-Fi機能を組み込んで、設定をしてやるとカメラの電源が入っていればそこからパワーをを得て写真撮影をしたデータを任意のWi-Fiネットワークに自動アップロードする、というもの。使用イメージは撮影のあと、部屋に帰ってきてパソコンを起動、カメラの電源を入れると何のケーブル接続もなく自動的にパソコンに写真データが送られる、という感じ。外出先でiPhoneやiPad等に飛ばす事も出来る。
出来る、んであるが、どうにも設定に苦労した。うーん、そこそこ色々な経験を積み、ガジェット好きでやってきているが、どうもネットワーク接続だけは苦手である。そしてご同輩が多い。結構なガジェット関係のエキスパートまでもが「ネットワーク接続ってやつはさ、、、」とこぼす始末。
Eye-Fiもそこのところが厳しかった。
が、しかし。
この「Eye-Fi MOBI」、当然そこらへんの弱さをキャッチアップ、リニュアルで弱点をなくしてきた。その上単機能でわかりやすく、と割り切った。そう、その割り切りこそ欲しかったもの、と思う人も多いはずだ。
どうせだったらきれいな写真がいい。どうせだったらそのきれいな写真がSNSにながせるといい。でもSNSってのはさ、速報性だろ、場所、位置だろ、という意見。うん、まったくごもっとも。
じゃあ、その高性能なミラーレスカメラで撮った写真をそのままiPhoneやAndroidで使えればいいんじゃないの、それが一番やりたい事なんでしょ、それだけの機能でいいんでしょ、と割り切り。カメラ(Eye-Fi MOBI)とスマートフォン(ないしタブレット)とをアドホック接続。それだけでいいじゃん、というスタイル。
その上接続設定は「Eye-Fi MOBI」のWi-Fiをつかんで選択、パスワードを聞かれたら「Eye-Fi MOBI」のブリスターパック裏にあるコードをそのまま入力するだけ。はいこれだけ、これでつながった。こりゃあ楽だわ。これなら人にも薦められる。
その上動画。動画も飛ばせるのだよ。ビデオブロガーには願ってもない機能だ。
そして、これも気づいたのだが「カメラ、持ってかない。iPhoneでいいや」を解消するツールにもなり得るということ。デジタルカメラのツラさは、昨今では「その場での写真の共有が出来ない、ネットの向こう側の仲良しにその場で見せてあげられない」というところに尽きる。カメラにその機能がついたものもずいぶん出てきているが、運用のフレキシビリティなら「Eye-Fi MOBI」に軍配が上がるだろう。
購入を考えている人は「Eye-Fi MOBI」のページに行って自分のカメラが対応機種かどうかを確認しよう。それと、これは私が今回のイベントでハマった罠なのだが、対応カメラ(私のカメラはOLYMPUSのE-PM1)でもカメラ側にいろいろ仕様があって、Eye-Fi機能をカメラ側でオンオフ出来る設定があり、デフォルトオフというものが多い。チェックしよう。それと、カメラから電源を供給する「Eye-Fi MOBI」は、カメラのバッテリーが少ないと動作しない場合がある。ちゃんとカメラバッテリーの残量に余裕があるかどうかもチェック。この二つにやられてけっこう苦戦したのだ、会場で。
とはいえこのTipsをすでにここで手に入れたあなたはそういうつまづきはないだろう。ぜひ手にして楽しんでみるといい。
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